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短編集

ロックンロール見ゆ・少年を

  今、何をしているか?について考え悩みぬいていたら何処か飛んでいってしまうんだ。

 

  例えば僕が、ナックルボールを投げたい

 どっかの仲間達と野球チームを設立して「ナックルボーラーとして黙々と投げたい」なりたがっている自分が居るんだ。

 そうなると色々考え、研究する。あーでもないとこーでもない・・・と。

 そして何故か行き着く先は「ダーツ」というキーワードだけを掴んでヒントがあると思い込み、思い出す「ダーツ」。

 そっからダーツバーへと通うようになっていく。ただひたすらダーツの矢を黙々と投げてんだよ、そいつは。

 投げている最中なのかも知れないのかな、そういう気がしてならない。


  たださ、カッコつけてるような語り口しかできない状況の「今」じゃ、不満だらけだけどさ、どうしようもないよね。

 ってヨギる瞬間はそうして気がならない。

 たださ、葛藤ばかりしてんだもん。「今日はテレビで再放送見たいってダダをゴネる僕は」。

 何時しかニトロでも吐き出しちゃいそうだねって思われても仕方ないような自分がそこに居て。

 

  そして、冷ややかな気分で自分と向き合う自分もそこには居てる。

 そのつもりなんだけれども、何がきっかけでどうしたら動いたのかという原理こそ未だに解明できていない僕の日常はぐうたら日常記を煩わしさと共に勤労を盾にしてその場を緊急回避する。


  君を突き動かすのはきっかけであれ、切り出せない、愛されないと(_目_)という存在として僕と君とが合算するのかどうかなどという単純な一言がそこに「一緒に組もう!」としては言葉に表れない。

 理解不能という悶々とする形だが、もう既に友人達と仲良くやってるみたいだったし、僕は「きっかけ」を自身の為に購入した焼き鳥と差し入れの焼き鳥と共に話の切り口としての差し入れで渡したという事象として伝えるというよりも受け手であった。


  帰りの別れ際、駅のホームまで言いたいことはあったんだろうけど僕は無口に最後は「バイバイ」と手を振るくらいしか出来なかった。

 本当は一緒にバンドやろっ!という言葉でも掛けられたら良かっただろうけど、そんとき。


  そこから始まる初動するロックンロールは父親のバンに乗って演った1ステージで即自分のみバンドは解散。

 こんなにもちっぽけロックンロールって酷いものさ。

 多分、最速にて幕引きを行ったパンクロッカーだろう。


  そういった服飾を飾って閉まっておこう、ホントはねもっと惨めで、何言ってるのかわからない機械音。

 ただ、酷評の嵐で各々、馬鹿にされて仕方のないものだったんだろう。

 長ったるい話も辛気臭さもタブーだよなあ、うん。


  そして彼の言っていたよくわからないことは的を得ているが「行動は間違っていたよな」。

 僕は未だに答えを出せては居ない。長ったるいんじゃ、と

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