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咎人の翼  作者: Cadenza
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序章

序章

二人の『俺』【覚醒】



俺は教室の片隅で国語の授業を聞いていた。

特に変わったこともない高校二年生

はっきり言って普通他人と違うのは身体と性格、能力位なものであまりに普遍すぎる生活

をしている。

別に不満な訳じゃない。

特に疲れている訳でもない。

後十分弱で授業も終わる。

そうすれば休み時間だ。

一般的に言って休み時間て言うものは十分程、寝るには短いとても。

後五分・・・早く終わりやがれだるい事この上ない。

三分・・・

二分・・・

一分・・・

よし!!終わった。

うちの学校にはチャイムと言う物がない故に授業がよく長引く

『早く終わりやがれ』つい口に出てしまう

あ〜休み時間

あっと言う間に終了

使えん使えなすぎる


『ナメトンノカイ』


二限は

OralCommunication1とか言う英語なのだが・・・教師がうざい何故か授業マイクを使う。

余程マイクの感度が良いのか鼻息がかかっただけで反応する「声出せ〜」面白いように声

は出ない。集団boycottだろうか?

なんか言ってますがみんな無視・・・露骨に無視「ははは」もう笑うしかない

詰まらんし自己紹介がまだだったな

俺は貴吾

翔凪貴吾(しょうなぎきあ)

まぁ・・・気にすんな

身長は166センチ

体重57キロ

性格は二重人格いや本物の。

つうわけで性格は二つある

今は主人格なんだがあんまし出たくないだるい

口癖は「だるい」だと思う。

別人格についてはまぁ追々語ることにしよう。

なんかいつの間にか授業が進んでんだが気にしないはっきり言って関係ないね。

日本人なら日本語使え!!

なんだが長引きそうだ。

あんまし楽しいものじゃない

はぁ休み時間

「次の授業はなんじゃらぽん」

正直科学技術理論良く分からん

気がついたら授業終わってるしまぁ関係ないか?

いいか、次は四限、終われば昼休みなのだ。

この学校は購買部がない故にパン販売が来る。パン販売には裏メニューがある。

普段弁当無しが予約するのだが裏メニューは予約できない

如何にに速く一階に着くかが裏メニューを手に入れる必要十分条件である。

最近俺はアグレッシブインラインスケートをやっている。

要するに鉄柵を滑走するやつだ。

それの応用編で階段の手すりを滑り降りるまさに滑降つうやつだ。

普通下るのに二分この方法なら三十秒4分の1に圧縮できる。

気合いだ!!

そんなにまでして手に入れるパンはそんなに美味いのか?と言われるとそうでもない実際、需要と供給があってない。

そのため買い占めに走る奴がいる。

だから走るのだ

だがまだ四限、余裕だ。

また気がついたら授業終わってるし・・・。


昼休み


自席で苦労して手に入れた飯を食っているといつものメンツが集まってくる。

右から三島菜実(みしまなみ)身長が147センチしかない。たまに見えないでぶつかる。

そのとなり影が薄いのは・・・・・・はて?誰だっけ?

青柳秀司(やなぎしゅうじ)だったっけ?もう良く分かんないから次。

宮良隆士(みやらりゅうし)いざと言うとき頼りになる。

電気系に強くAudioVisualが専門。

その奥にいるのが坂牧和也(さかまきかずや)いわゆる天然記ピーー。

兎に角エロい。

ArcadeGameのDrumOtakuでスキルポイント1000を超える強者。

その横にいるのが

仲里要(なかざとよう)軍事マニア特に第二次世界大戦が好きらしい。

坪口弘行(つぼぐちひろゆき)大食漢。

兎に角年中食いまくる。

その前で暴れてるのが蟻真大佐と鏑木Weckl(ありまたいさ)

(かぶらぎウェッコー)鏑木の方はロシアと日本のクウォーターだとか(汗)本当か?まぁ二人はセットで覚えとけ

そんなもんか。

「なぁ今日どうする?」宮良が聞いてくる。

毎週月曜日は金糸町のゲーセンに行くのが恒例になっている。

「どうしようかな」今日は金がない。

作るか?

「行くかも」と答えておく。

ちなみに作るとは

偽札という訳じゃない。が、『化学系理分再術』と言うやつを使う。はっきり言って一般

には錬金術と呼ばれている。

この学校は『理分再術』を扱えるようになるための学校なのだ。とは言っても普通の学校

と違うのは科学の授業多いし理分再術の授業があるということだけだが。『理分再術』とは

理解分解再構築術

の略称であり現在最高ランクの科学であり難易度も半端じゃない。

それ故、悪魔の研究とか言われてたりする。

危険も多いし偏差値も相当高い連中が集まっている。

元々この学校は国立で偏差値が高い

上一般には入れない

俺の周りの連中も例外では無く偏差値70超えがゴロゴロいる。まぁ俺は例外で60程しかな

いがそれは実技推薦で入ったからだ実技推薦は100人に1人入れるか入れないかとか言うレベルらしい良く解らん。

学校の設備はどっかの大学並みの馬鹿げた研究施設がある。

理分再術は誰でも出来る訳じゃない。

魔銃、

魔剣、

魔槍、

身体の特徴として魔眼をもつ者のみがこれを行使出来る。

まぁどうでも良い話だが俺は魔眼と魔銃剣と呼ばれている特殊な宝具を使っている。通常、剣、槍などの力を使って陣を書いたり、銃に魔弾を装填しその力で変化を起こす。

だが魔眼持ちは違う。眼や手だけでこれを行使出来る。まさに化け物だな。俺は眼じゃ出来ないが手を合わせて考えた通りに出来る。それぞれ宝具と言われてたりする道具を持ち歩いてるんで学校内はかなり変な光景が広がる。

刀をぶら下げた奴もいれば槍を背負ってる馬鹿もいる。

俺は持ってこいと言われない限り持ち歩かない重いしだるい。チョチョイと紙から諭吉さんを創ってゲーセンに行く。

わはは見たか現代科学の力。

「オセーヨ貴吾」

坂牧が言う。

「ウルセー全力で黙れ」答える。

「で?誰が最後だ?」

聞いて見るが「未だ俺だよ」と森谷答える。

森谷正人(もりたにまさと)はクラスが違うが一年の頃一緒だった。

「分かった順番とっとけ」

両替をしていない。何ら問題なく両替機に吸い込まれていく百円玉×10と漱石さん九人が出てくる。

投影(複製を作り出す技術)は成功したようだ。

両替をすませて戻ってくる。

なんか森谷はあっさりゲームオーバーになっている。

「俺の番かよ」ちょっとビックリ・・・森谷はかなりうまいんだがまぁ調子が悪かったんだろう。

無難にこなして次に廻す。なんかだるいな、まぁ気にしない関係ないし。

大人数で回していたため全部で五回しか出来なかった。

「もう七時か」

坂牧が自慢のwinを取り出して言った。さすがにもう帰るか親ウルセーし。

まぁ今から帰っても八時位だが。

家に着くとすでに飯は出来ていた。

上着とYシャツを脱いで椅子に放る。手を洗って飯を平らげ部屋に行ってパソコンでネットをする。

毎日同じ流れだこれを変えると朝起きられない。

ネットで自分のページを更新して宮良のページを覗く何もないようなので退避。

「寝るか」何もすることがないので寝る事にする。ちなみに風呂は入らず朝入って行く。

眠りにつく直前。ケータイが鳴りやがった。

「はいどちらさんですか?」不機嫌に聞くと、

「何を怒っている?新宿で理分再術師が暴れ回っている。なんとかしろ。」


「タダイマデンワニデルコトガデキマセンピーットイウハッシンオンノアトニメッ・・・・・・・・・・・・」

「くだらんこと言っとらんではよこいちなみに香奈恵ちゃんには先に行ってもらったから悪しからず。」

「はぁ?まてジジイ香奈恵を引っ張りだしたのか?死ね馬鹿被害者増やしてどーすんだ?このタマナシ不能野郎!」

「プーップーップッー」

切れてるし。

はぁだるいが行くしかないか。

「・・・・・・・・・新宿か」

香奈恵と言うのは

フルネーム長田香奈恵(ながたかなえ)

俺の小学校からの友達で攻性理分再術師をやっている。俺は面倒くさがってそう簡単に出ていかないから香奈恵が出しに使われるようになった。

今電話してきたのは内閣府の草薙と言う男で性格がめちゃ悪い。

兎に角着替えて新宿に向かう。向かうと言っても電車や車ではなく空を飛んでいく。

高速で構築式を展開『WING』の理分再術を発動新宿までおよそ五分それまで持つかどうか解らんまぁ良いか関係ないしとは今回ばかりはいえない他の馬鹿は死んでも構わないが香奈恵だけは死なせるわけにはいかない。

________________________________________

始まってからもう何時間も経っているかと思うくらい一分一秒が長い恐ろしく長い理分再術師との戦いは何度も経験したがこんな奴は初めてだ。

一気に三体の龍クラスのキメラを作り出してなお攻撃の手をゆるめない。

油断した。右足をやられた。しかし相手も相当キている。そこに勝機がある。

敵は三体の"龍"をさらに一つに合成しようとしている。

好機これを逃したら次はない。

全力で踏み込む!!刹那上から龍の尾が降ってくる!!やばい・・・

「・・・ローアイアス」

________________________________________

新宿に着いて当たりを探す。

見えた。

彼処か!!

音速を超えてなおスピードを上げる!!

あの爆発は尋常じゃない。


いた!!


「いきなりピンチかよ」

さらにスピードを上げ突っ込む!!

「・・・ローアイアス」無敵の盾の投影を即座に展開する!!龍の尾を受け止める。

渾身の力で跳ね返す「大丈夫か?お姫様怪我ないか?」

「・・・・・・・・・・・・余計なお世話よ」

「痴話喧嘩は後だまずは彼奴を消しとばす!!」

突っ込む先刻のスピードを遙かに凌駕し右手に握られた剣を渾身の力で降り抜く龍は音を

立てて両断される。

一体目

「貴吾!!後ろ!!」


「だい‥じょう‥ぶ!!」

回転しながら構築式を展開濃硫酸を射出龍の足を止めてさらに同時構築式を展開電熱を刀

身に注ぎ込み堅い鋼のような鱗を一気に溶かし斬る。

二体目

さらに構築式を追加展開電熱を利用し水を水蒸気に変える!!辺りに霧が出来それに身を隠

す。

さらに力技で酸素と水素を合成同時に避雷針を龍に向け射出、電気が発生、水蒸気を伝い

龍に直撃。

三体目


「ふぅ終わったかな?」さっき見えたのは三体これで終わりなはずだな。

「もう終わりか?」後ろを向き香奈恵に聞くと

「後ろ!!」香奈恵に突き飛ばされるが踏ん張って退かない。龍の一撃をまともに食らった

のは初めてだな・・・そこで意識が遠退いていく。

薄れていく意識の中で

「後は任せろ貴吾」

たしかにだが不明瞭な声を聞いた。

_________________________________________

急激に背中が熱くなってくる。手に持った剣は強く輝き、魔眼は蒼から金へと変わり辺り

の空間を威圧していく明らかに先刻の男とは違う怪物がその位置に立っていた。

「座ってろ」男は一言だけいって振り向いた。

_________________________________________

それからどれくらい経ったのだろう気がつくと俺は龍の死体と術者の男の頭の上に座って

いた。「またやっちまったか。」呟く手の下にあった頭を投げ飛ばして立ち上がった。な

んか周りの人たちが何か怯えてるんですけど(汗)

とりあえず俺が(別人格)壊したと思われる建物を修復。

「ねぇ今のって貴吾?」香奈恵がビクつきながら聞いてくる面白かったので

「何だテメー」と言ってみると

何か泣きそうなんすけど・・・・・・

「・・・・・・分かった俺が悪かった」素直に謝ってまず足にあった傷を治してやる

「‥‥‥‥」あ〜泣いちゃった?

「ごめん。ごめんなさい。ちょっとした冗談だったんだよなぁ頼むから機嫌直してくれっ

て〜」必死で弁解。しかしこの女、俺の予想を遙かに超えた策士だった「じゃあなんでも

言う事聞いてくれる?」

は〜っ?脅しですか?今後に及んで?

無難に「出来る範囲で頼む。」と言ってみる。

「じゃあさっきの何?」

さっきの?

「さっきのと言いますと龍にブッた斬られた後?」

頷く香奈恵。

「あれは俺じゃあない。剣鏡(つるぎきょう)って言う別人格な訳だから何をやってどうし

たのか解んないしそれにあいつが強いのは今に始まった事じゃないし。」

嘘だろって言う目でこっちを見んな

「嘘はこれっぽっちも無い。」

「本当‥‥なの」

香奈恵が聞いてくる「じゃあどうしたら良いわけ?」

「だって剰りにヤバ過ぎだったもんあんなの鬼か悪魔だよ?」

「あいつは・・・そんなもんじゃない!!」

怒鳴った。

そうあいつは悪魔でも鬼でも無い。

そんなもんじゃない「人間だよ。あいつは普通の人間以外の何者でもない!!」

なんで人は強い奴とか異型の奴を化け物呼ばわりすんだ。

絶対におかしい。同じ人間なのに・・・・・・

きっと人は自分と違うものを神だ悪魔だと言ってきたのかも知れない。

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