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彼と彼女のストーカー日記

作者: ゆき
掲載日:2013/08/18

〇月×日

朝、起きると同時にカーテンの隙間から樹の部屋を覗く。

なんと今日は樹が窓の近くで着替えてくれたので樹の生着替えを見ることが出来た。

まさに二週間ぶり。

あまりにセクシーだったので鼻血がでた。

ほうれん草たくさん食べようと思う。


登校途中、樹になんでカーテンの隙間から見てたの?と聞かれた。

ヤバい、バレたかも。

内心ドキドキしながらも、虫がいたからと素知らぬ顔で答えておいた。

そっか、と特に変な顔をしていなかったので、たぶん大丈夫だろう。

でも、これからはもっと気を張って覗こうと思う。


昼休み、購買にパンを買いに行った時、あの視線を感じた。

最近多くて困る。もしかしてストーカーだろうか。

怖かったので友達に言ったら苦笑された。何故だ。


放課後、樹と下校。

樹は基本無口だけど私といるとよく喋る気がする。

今日、弁当忘れたらしいけど大丈夫だったか?て聞かれた。

忘れたことは言ってないのになんで知ってるの?て聞いたら教室から出ていくところが見えたからって言ってた。

教室でも気にかけてもらったことが、とても嬉しい。


夜、樹をカーテンの隙間から見てたら、外に出てくのを見たので後をつけた。

コンビニでプリン買ってた。

私の大好物だったので私も買って、食べた。

そういえば樹は甘いの好きだったけ?

メールで樹に聞いてみよう。

メール出来る話題ができて、とても嬉しい。


○月×日

朝、起きて着替えている時、ふと隣の家の桜の部屋の窓を見るとカーテンの隙間からこっちを覗いている桜と目が合った。

その目に鬼気迫るものを感じて、ついに俺のしたことがバレたのかと不安になった。


朝、登校中それとなく桜になんで覗いてたのか聞いたら、虫がいて……と言いながら目をそらされた。

納得したように言っておいたが、桜が嘘をつくときはいつも視線を上に上げてそらす。

そして、今回は……バレてる、絶対バレてる!

桜に嫌われたら俺は……。


昼休み。

桜が教室から出ていったので後をつけることにした。

桜は購買でメロンパンを買っていた。どうやら弁当を忘れたらしい。

メロンパンか……あまり甘いものは好きではないが、桜に気に入られるため好きになったほうが良いだろうか。

あと、桜から重大なことが聞こえた。

どうやらストーカーに合ってるらしい。

俺の桜に手を出すとは……身の程を知れ。

ストーカーの脅威から桜を守るため見張りを強化しようと思う。

一応、確認のため友達にその事を言ってみたら苦笑された。何故だ。


放課後、桜と一緒に下校した。

あまり人と話すことは得意ではないが桜と話すのは別だ。

桜と話したいことは尽きることはないからな。

だが、あの時メロンパンの話をしたのは迂闊だった。

なんとか誤魔化せたが、おそらく次はないだろう。


夜、甘いものを食べれようになるための修行としてコンビニに行った。

まずは桜の好きなプリンからだ。

家に帰って食べてみたが……やはり、甘い。

だが、桜の好きなものだと思うと完食できた。

と、コンビニに行ってる途中、たまに感じるあの視線を感じた。

ストーカーだろうか。気を付けようと思う。


寝る前、桜からメールがあった。

嬉しくてもう文字通りベットで飛び上がった。

だが、何故、甘いものを好きになったの?なんてきかれたんだろう?

は!まさか、俺が甘いものを好きになろうとしてるのを勘づいたのか?

……愛だ。

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