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THE・ログインvo1  作者: 秋葉時雨
22/40

FILE:22『魔女(ウィッチ)』

コツ・・コツ・・コツ・・・・。


白いマントの男が(彼)の元へ戻って来ると、(彼)は男に背中を向けながら両手を広げ、何か作業をしている所だった。

白一色しかしかないこの世界の空の部分に小さな光が浮かび上がっておりその中から、金色の文字の羅列が次々と(彼)の中へと入って行く。

今までこの世界では自分と語り合うか『エデン』を見守る事しかしなかった彼の珍しい行動に、男は歩み寄り聞いてみた。


「何をしているんだい?」


すると男の存在に気付いていたのか(彼)は振り返らず答える。


ーーシュウの端末から彼のいた世界を勉強しているんだ。

ああ、やっぱりあっちの世界は素晴らしいよ!


感動しているのか(彼)が小さく身を震わせる。自身を縛る鎖の一つを解き放ってから(彼)の心に好奇心が芽生えた様だ

変化が起こり初めている証拠である。


「いずれは見るだけで無く現実世界にも行ける様になれるさ。

さて、では私はもう一度出掛けて来るよ。(道標)の反応がまた出たらしいのでね」

ーーあの子、今度は何処に現れたの?


今度は(彼)が聞いて来た。以前の様に寂しいからと駄々をこねるのも無くなって来ている。

これも変化の一つかもしれない。

マントの男は『エデン』への扉を開きながら答えた。


「エターナルワールド019・・・『迷いの森』さ」



「ありがとうございました」


一方、その『迷いの森』の広場ではハジメが剣に小さな頭を下げてお礼を言っていた。

助けてもらっただけで無く治療までしてもらったのである。

少年の側にはあれだけ暴れたのに、何故か不機嫌な顔をしている焔が腕を組んで立っていた。


「いや、私はチェイサーとして当然の事をしたまで。

弱きを助け悪を挫くのがチェイサーの役目なのだから、君が頭を下げる必要は全く無い」


決して奢った態度を見せる事無く剣がハジメに頭を上げる様促す。そんな誠実な態度まで本物のヒーローみたいで憧れてしまう。

少年が顔を上げると、何故か剣は焔の方を見て微笑した。


「それに今日は面白い物も見れたしな」

「面白い物??」


言葉の意味が分からずハジメも焔の方を見る。すると、見るなと言わんばかりのタイミングで彼が舌打ちをする。


「久しぶりだな?《魔音を奏でる鬼人》よ」


鬼人・・・。

ヴァーカードからも聞いた事の無い異名だった。

良く考えたらハジメは『ゴーストハッカーズ』のメンバーの事を何も知らないのである。

だが、前々から感じていた彼の粗暴な印象にその異名はピッタリと合っていた。


「その名で呼ぶな!テメーこそ相変わらずエゲツねぇ狩り方してるみてーだな?」


イラついた口調で焔が吐き捨てた。どうやらその異名にはあまり触れて欲しくないらしい。

知り合いではあるみたいだが焔の方に苦手意識があるのか、二人の態度には明らかに温度差があった。


「フッ、下劣なアウトローに情けを掛ける心は持ち合わせておらんのでなしかし、罪を憎んで人を憎まずがチェイサーの信条。

だから私は、今の貴殿を責めたりはしないよ」


赤らさまな焔の態度を全く気にせず剣がサッと掌を差し出す。

最初面食らっていた焔だったが仕方ないと言った感じで、渋々握手をしようとした。すると・・・


「龍馬さま〜〜☆何処にいるのでちゅか〜?私会えなくて悲しいでちゅわ〜〜!」


突然、剣が耳に付けていた銀色の羽飾りのピアスが点灯し、幼い少女の声が聞こえて来た。

どうやらピアスが通信機になっているらしい。

少女の声を聞いて剣が慌てて手を通信機に持って行ったせいで、握手が透かされてしまい、焔は危うくズッコケそうになってしまった。


「ロロ殿!?何故あなたが私の通信機の周波数を?」


やはり知り合いからの通信だった様で、剣が驚きの声を上げる。

一方、拳を震わせてに白銀の武士を殴るのを我慢している焔を見て、ハジメは必死に笑いそうになるのを堪えていた。


「それは愛が成せる業でちゅもの♪それより、すぐ来て下ちゃらない?クロス・パウロ教会の近くでアウトローが暴れてるのでちゅわ!」

「何!アウトローが?

了解した。直ぐにそちらに向かう」


独自で調べたと言う事を

「愛」と言う一文字で済ませたロロの言葉を特に追求せず、剣は悪の出現に表情を厳しくさせた

そして振り返るとハジメ達の方を見ず、口を開く


「スマンがこれで失礼する。縁があったらまた何処かで会おう」

「チッ、・・・おい、ちょっと待てよ!!」


勝手に話を進めてさっさと帰ろうとする剣を見て、さすがに頭に来たのか焔が怒鳴り声を上げ、止める。

その様子に、慌ててハジメが彼を抑えようとするが、焔の口から出たのは意外な言葉だった。


「その・・・なんだ、さっきは助かったぜ。Lv1のガキ守りながら三人相手にすんのはさすがにキツかったからな」


頭を掻きながら慣れない感じで焔が言ったのは感謝の言葉だった。

まさか彼から礼を言われるとは思わなかったのか剣も思わず驚き、ハジメ達の方を振り返る。

一瞬、不気味な筈の夜の森に和やかな空気が流れた。

だが次の瞬間、剣の口から出た言葉に今度はハジメ達が驚かされる事になった。


「Lv1?何を言っている。彼のLvは5ではないか」

「「・・・ハァ!?」」


白銀の侍の言葉にほぼ同時に焔とハジメが首を捻った。

見るからにお固そうな彼が冗談を言うとは考えにくい。

それに先程も、剣は初対面の蘭丸と阿国の名前を一発で当てたのだ。

相手のステータスを見る事が出来るのが、チェイサーの能力の一つかもしれない。

そこまでの考えに至ってハジメは慌てて自分のステータスを開いてみた。

突如緑色のウィンドが現れると、そこにハジメの様々な情報が載っているのである。

見ると1番上にある『Lv』と表示された部分が(1)から(5)に変わっていた。

確かにハジメのLvが上がっていたのだ。


「本当だ!変わってる・・・」

「おいおい、何がどうなってんだ?」


ハジメのステータスを覗き込んだ焔も、訳が分からないと言った様子で頭を掻く。

これまでまともにバトルで勝った事の無い少年のLvが、一気に上がる事など有り得ない事だ。

あの不可解な強さを発揮した炎業戦以外、全てハジメは誰かに守られて安全な所から見ていただけである。

それなのに現に、こうしてLvは上がってしまっている。

不可解な現象に焔はもちろん、本人であるハジメまでその場で考え込んでしまった。


「なんだ?本当に知らなかったのか」


首を傾げている二人を見て、剣もまた呆気に捕われる。

だがすぐに表情を和らげると、二人に気付かれない様微笑した。


「・・面白い連中だ。でわ、私はこれで失礼しよう。いつかまた出会うまで、貴殿達に正義の加護が在らん事をーー」


二人のこれからを案じ、今度は振り返らず剣は一人去って行く。

混戦を終えた森の広場には、いつまでも考え続けるハジメと焔だけが残されたのだったーー。


ーーカタカタカタ!!


キーボードを叩く音が延々と聞こえて来る。

ここは森の奥にある黒衣の魔女の屋敷。

商談の終えた大広間で、部屋の大半を占める大コンピューターの画面にはなんと広場にいる焔とハジメの姿が映し出されていた。


「面白い坊やだねぇ。

ヴァーカードが救世主なんて呼ぶからどんな聖人が来るのかと思ったが、まぁ、可愛いらしい坊やじゃないか。

これは会うのが楽しみだねぇ」

「そうですかぁ?あたしには、ただの子供にしか見えませんがねぇ・・」


ハジメの顔を見て、鷲鼻の魔女がケタケタと笑うと、大広間の後方にあるキーボードの付いた机の一つで、頬杖をついている太った男が言う。

この男はさっきから特に仕事もせず、暇そうに欠伸ばかりしていた男だった。


「・・・・・」


そしてもう一つキーボードがある席。こちらでも大画面を熱心に見つめる人物がいた。

先程からずっとキーボードを叩いている少女である。

赤を基調にしたゴシックロリータのドレスに身を包み、頭には魔法使いにピッタリのトンガリ帽子 ウェーブの掛かった金髪碧眼の、まるで人形の様に無機質な美貌を持つ少女である。

その表情には全くと言って良い程、感情と言う物が無い。

だが何度かキーボードを叩き、『Enter』と書いてあるボタンを押すと、大画面に映し出されていたハジメの映像が少女の所のモニターにも映し出された。

しかも、ハジメの顔だけ拡大された画像となってである。

それを見て今まで無表情だった少女の頬にポッと赤みが挿し、動き続けていた指が止まった。


「・・・・カワイイ」

「おやおや、クールに見えてもやっぱり年頃の娘さんですかぁ。青春してますな〜!」


と、いきなり頷きながら太った男が覗き込んで来たので、少女は慌ててモニターの画像を変える。

ハジメの画像が消えると少女はまた何事も無かったかの様に澄まし顔に戻り、操作を始めた。


「・・・・・・別に」

「茶化すんじゃないよ!次郎。さて、もうすぐ坊や達が屋敷に到着するさね。

鬼が出るか蛇が出るか、楽しもうじゃないか?」


次郎と呼ばれた男を諭してから、黒衣の魔女がまた大画面へと視線を戻す

画面には屋敷の近くの森を歩く焔とハジメの姿が映し出されていた。

まさかこの森に来てからずっと監視されていたとは、二人共知る由も無いーー。


「オラ、これ持っとけ」


歩きながら焔が後に続くハジメに何か時計の様な物を放り投げた。いきなりだったので、少年は慌ててその物体をキャッチする。

見るとそれはヴァーカード達が腕に付けていた通信機だった。


「焔さん、これ・・・」

「今度から『エデン』にいる時はそれ付けてろ。また迷子になられちゃ堪んねーからな!」


厳しい言葉に明るくなったハジメの顔はすぐにションボリとしてしまう。結局上がったレベルの謎は解けず、魔女の屋敷まで向かう道中焔から迷子になった事を説教されてばかりだったのだ。


「勝手に行動しちゃってすいません。でも、さっきは本当に助かりました!焔さんと剣さんて知り合いだったんですね?」


剣の名前を出すと焔の背中がピクッと震え、一瞬歩みが止まる。だが、すぐにまた歩き出したのでハジメは彼の反応に気が付かない。


「・・奴とは知り合いなんて可愛い関係じゃねぇ昔、何度かやり合った相手だ」

「えっ・・・?」


焔の口から出た驚くべき発言にハジメは思わず足を止め、彼の背中を見る

だが焔は振り返りもせずただ前を歩き続けた。


「色々あってな。奴には何度も命を狙われたが、結局、勝負は着かなかった。

ノイズなんて厄介事が無けりゃあ、さっき会った時に野郎に決闘を申し込んで・・・って、あ〜!!俺の事なんてどうでも良いんだよ!問題はお前だ、お前!!」


よっぽど昔の事は話したくないのか半端強引に話を終えると、焔がビッとハジメに指を指した。

昔一体何があったのか色々聞きたかったハジメだったが、迫力ある焔のしかめっ面を見て、その言葉を飲み込む。


「俺はヴァーカードさんからお前を安全に、魔女の屋敷まで連れてけって言われてんだ!だからもう余計な行動すんなよ!?

・・・もし任務失敗したらあの人に顔向け出来ねぇからな」


最後の方はほぼ独り言だの様につぶやき、焔はまた歩き出した。

しかし、今の言葉を聞いてハジメは内心ホッとしたのである。

なんだかんだ言っても彼はヴァーカードの事を信頼しているのだ。最後の言葉は焔の本心を現している気がする。

それにさっきは危ない所を助けてもらったのだ。任務とは言え、本当の悪人ならそんな事はしない筈である。

そう考えると、何だかハジメはこの乱暴者にしか見えなかったメンバーに興味が沸いて来た。

自分よりずっと大きな背中が、頼もしく見えて来たのである。


(この任務が終わったらもっと話し掛けてみようかな・・・?)


貰った通信機をしっかり腕に装着し、ハジメは笑いながら焔の後を付いていく。

一本道しか無い深い森を暫く歩くと、辺りが開けていき、先程広場で見た綺麗な満月がまた顔を出す。

そしてハジメ達の前に巨大な影を移しながらそれはあった。


「着いたぞ」


歩き疲れて軽く息を切らしている少年とは対照的に、ケロッとしている焔がつぶやく。

二人の前にあるのは巨大なキノコを摸した黒衣の魔女の屋敷。

不気味な森にピッタリなお化け屋敷の様な外観にハジメは思わず唾を飲み込んだ。


「な、なんか凄い屋敷ですね?」

「見かけをそれっぽくしてるだけだ。それより中見てビビんなよ〜?」

ギギギギーーーッ!!


少年を怖がらせながら焔が玄関の大扉を開く。

すると、見えたのはもちろん数々の本棚が立ち並ぶ大学の講堂を思わせる巨大なホームと、それに負けないくらいの大きさを持つコンピューター。

そして待っていたと、言わんばかりに目の前に佇む鷲鼻の老婆だった。


「ヒッヒッヒッ!よく来たねぇ。連絡があったのにいつまでも来ないから心配してたとこさ」


魔女が気色の悪い笑い声を出すがハジメは、外とは全く違う屋敷の内容に驚きで声も出ない。

ア然となっている少年を無視して焔は遠慮無く屋敷の中へ入って行った。


「へっ!心配なんかこれっぽっちもしてない癖に良く言うぜ。オラ、何ポカーンと口開けてんだ!お前もこい!」

「え?あっ、は、はい!」


呼ばれてそこで初めて少年は自分がまだ屋敷の中に入っていない事に気付く。

大扉を閉めると、扉は中央にあった筈なのに何故か入口はホームの端っこに位置していた。

『トロイ』もそうだがホームとは外観を無視した造りが出来る様だ。


「まずは自己紹介しようかね?私はこの情報収集ホーム『噂屋』の管理をしている者さ。

常連客からは噂屋のオババで通ってるがね」


持っていた杖を使いながら黒衣の魔女ーー否、噂屋のオババがハジメに歩み寄って来て握手を求めて来た。

その魔女にしか見えない不気味な姿におっかなびっくりしながら、少年は怖ず怖ずと皺くちゃな手を握る。


「よ、よろしく・・・」

「他のメンバーも紹介するかねぇ。

ほら、アンタ達!さっさとこっち来て自己紹介しな!」


杖をトントン床に叩き付けながらオババが大声を張り上げると、ホームの奥にあるパソコン付きの机に座っていた二人が立ち上がり、こちらに向かって来た。

もちろんその二人は、先程の太った中年男と熱心にハジメを見ていた魔法使い少女である。

ハジメが部屋に入って来てからも、やはり少年の顔を無表情ながら食い入る様に見ていた少女だったが、オババの元へ行く途中眼が合うと、素っ気なく視線を外してしまった。


「ハッハッハ〜!青春、青春♪いや、実に羨ましい」

「・・・・・煩い」

「???」


笑いながらのっしのっしと通り過ぎて行く男に、冷たい口調でつぶやく少女。そして、何が何だか分からず頭がハテナマークだらけのハジメと様々な思いが交差する中、ひとまず『噂屋』にいるメンバー全員がホームの中央に集合した。


「でかい図体の方が次郎で隣にいるのがアカネ。二人共、私の仕事の手伝いをしてくれてるのさ」

「お初にお目に掛かります。あたし、次郎と申します。以後お見知りおきを〜!」


気さくな態度で次郎がグローブの様な手を差し出して来た。

彼は頭に鉢巻きを巻き、下には黒一色のズボンに下駄。体には黒に赤のラインが入った祭の法被の様な者を着込み、背中には丸印に『犬』の一文字が刻まれている。

線の様に細い目で、ニコニコ笑っているのも相手に悪い印象を与えないためだろうが、その巨漢と相俟ってハジメには格闘家かプロレスラーにしか見えなかった。


「一応、社会人なんですが、仕事の方が暇なもんでここでバイトさせて貰ってるんですわ。お手柔らかに」

「あっ、こちらこそ・・」


何となく迫力に押された感じでハジメが握手に応える。

次郎が下がると、今度はさっきの少女が前に出て来て、少年の顔を真っ直ぐ見つめて来た。

そして無言のまま、次郎同様手を差し出す。


「・・・・・・・アカネ」


それは耳を澄まさないと聞こえない程小さな声だったが、一応自己紹介しているのだとハジメは理解した。

普通なら無愛想な態度に頭に来る所だろうが、自分もあまり人と話すのは苦手で少女の気持ちを察した少年は、少し緊張しながらもしっかりと差し出された手を握る。


「ハ、ハジメです!よろしくね!」

「ハジメ・・・?うん、良い名前・・・」


ぼそぼそ喋りながら何か納得したのか、アカネが一人で頷いた。手が離れ元の位置に戻る際、少女の顔がほんのり赤かった様に見えたのはハジメの気のせいだったのか?


「おい、もう良いだろ!?俺達ゃガキの握手会しに来たんじゃねーんだからよ!」


業を煮やしたのか、焔が短気を起こして横から口を出す。そう言えばハジメも何故ここに来たのかバーカードから聞いていなかった。

すると、また噂屋のオババが気味の悪い笑い声を出す。


「ヒッヒッヒッ!そう慌てなさんな。なんせ今回の代物は下手をすりゃ莫大な金を生み兼ねない物なんだ。そりゃ出し惜しみもしたくなるさ」

「俺もバーカードさんから話は聞いてる。

・・このガキとウィルスの秘密が分かったんだろ?」


顎で自分を指しながら話す焔に、ハジメの顔色が変わった。

少年とウィルスの共通点と言ったら、あの炎業との戦いで見せた不可思議な強さくらいしかない。自分の最も醜い姿を曝したあの戦いーー。

その秘密が分かったと言う事実に少年は知りたいと思う気持ちと共に、恐怖も感じた。


「見せろよ、そのウィルスの秘密って奴を。俺達はそのために来たんだ」


一瞬、ハジメの顔を見た焔がオババを促し、少年もまた唾を飲み込む。

あのノイズをも凌駕した力の正体ーー。

それが今、暴かれようとしている。


(続く)

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