取材メモ「死者復活の儀式」について
日本各地域で目撃されている『死者復活の儀式』のまとめ。
健康体で、急逝した若者に限る。若ければ若いほど成功確率は高い。
死後、数日以内の対象となる遺体を台座となる所へ置き薄い白のベールで覆う。
枕元に一本の蝋燭を灯す。
儀式執行者とその協力者一人以上は必ず遺体の傍にいて祈りを捧げなければならない。これを数時間ほど行う。
その者達の服装にバラつきあり。
白装束に仮面、仮装パーティのような派手な衣装、防護服……。
この儀式はどうやら野外で行う必要があるようだ。
時間帯は夜間が望ましいのか。
成功の兆しがあるなら急な天候の変化がある、遺体の一部が動くなど。
最後は天空より光が差し込みその魂が舞い降りるらしい。
急な天候の変化……あいつも急な雷雨になったって言ってたな。
この儀式が何を基準に執行されることになるかは不明である。
遺族の意向で、というわけではなさそう?
遺体をどうやって持ち運ぶ?
そして、なぜこんな異質な儀式が特定の村とかではなく全国各地域で行われているのか?
儀式のやり方が流出したってことなんだろうか。
なんとも神出鬼没な儀式である。
なんせ町のど真ん中にある学校の校庭でも行われていたんだからな……どういう神経しているんだ。




