表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
10/15

第40話 早産の危機

 あれからは、特に問題も無く、すくすくと赤ちゃんも大きなって来た。

 蹴ったり、背伸びをしているのか、足がお腹に形かわかるくらいに伸びをしている。

 色々あったか、元気に生まれてくれれば、それだけが願いだ。


 森田君は、変わらず忙しそうにしているので、私からは余り連絡をしない様にしていた。

 だって、毎日の様に連絡をして来るので、私が電話とかする必要が無かった。


「どお。」


「もう毎日、同じこと聞いて。」


「だって気になるんだから、仕方ないじゃないか。」


「明日は、会いに行くから」。


「わかった。気を付けてね。」


 何でもない、彼の声と会話。

 それが、心に落ちくのだ。

 それと私は、基本的に1人でいることが好きなので、この誰もいない時間はストレスからも解放される。


 時間は、流れていく。

 何もしていなくても、平等に。

 仕事をしていない、今は朝から急ぐ事も無い。

 ゆっくりして、散歩をして何食べようかな、とか


 ゆっくりゆっくりした、時間と共に赤ちゃんも早く出してよ、と言っているようで、楽しみでもある。


 自分で産むこの子は、凄く可愛いんだろうな。

 って、過ごしていた日は、突然終わりを迎えた。


 その日のお昼を過ぎてから、急にお腹が張って痛みで動けなくなった。

 私は、森田君にすぐ連絡をすると、病院へ行く準備だけする様に言われた。

 それから、病院へ連絡すると、直ぐに来るように言われたので、大体の時間を伝えると準備をすることにした。


 森田君が到着してから、直ぐに病院へ向かって、直ぐに処置室で検査を受け横になっていると、先生から、また直ぐに入院が必要だと言われる。


 今度は、破水まではしていないが、早産の可能性があると言われた。

 またか、ちょっとなんでと思ってしまわずにいられない。


 看護師から、事情を聴いていたのか、森田君は安心したように入って来た。

「取り敢えず、良かったよ。

 どうなったのか、分からないし、オロオロしてしまったよ。」


「また、入院することになるけど、ごめんね。」


「ホントだよ。 ゆっくりして、出産までは安心させてよね。」

 彼は、笑いながら言うと


「じゃ、帰って荷物を持ってくるよ。

 何か、買ってくる物はある?」


「うぅん。 今は、今はいいよ。

 連絡も、こっちでしておくから。」


「分かった。 じゃ、また後でね。」


 ごめんなさい。

 私のせいで、また迷惑を掛けてしまった。

 この子は、無事に生まれてくるのだろうか?

 もう何もないよね、と思いつつ入院生活は始まった。


いつも、読んでいただきありがとうございます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ