ナニカシラ
ここは、大きくも小さくもない山。
真ん中くらいの場所にある喫茶店。
青年は一人、テーブルについていた。
この店には、青年だけ。
「いったい、どうすればよいのだ」
店主はいたのだが、青年にメニューを渡した後、姿を消した。
青年が、6ページほどのメニューを5回ほど繰り返し見ていたころに
「ナニカシラ。ナニカシラ」
窓の外から聴こえる声。
そこに目をやってもだれもいない。
外に出ても、誰もいない。
「どう調理したものか」
青年はまたメニューを繰り返し眺めた。
ここは、大きくも小さくもない山。
真ん中くらいの場所にある喫茶店。
青年は一人、テーブルについていた。
この店には、青年だけ。
「いったい、どうすればよいのだ」
店主はいたのだが、青年にメニューを渡した後、姿を消した。
青年が、6ページほどのメニューを5回ほど繰り返し見ていたころに
「ナニカシラ。ナニカシラ」
窓の外から聴こえる声。
そこに目をやってもだれもいない。
外に出ても、誰もいない。
「どう調理したものか」
青年はまたメニューを繰り返し眺めた。
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