【短編】人生、好きにさせてくんねぇ?
人生、好きにさせてくんねぇ?
好きな洋服着させておくれ
好きな髪型させておくれ
好きなメイクさせておくれ
好きに生きさせておくれ
普通に生きているのに横から口出しするな。
私は私。僕は僕。俺は俺。わしはわし。
変わってるねって笑うな。
個性がないって笑うな。
自分はただ、空気の澄んだ緑の多い自然の中で大好物であるモツ煮を食べていたいだけなのです。
ちなみに自分の大好きな人、大好きなペットと共に。
その際、酸素を吸うだけでお金が出れば良いのに。
猫に小判!こりゃビックリ。
あの某猫型ロボットが欲しい。AIは人を襲うとかなんだそりゃ。人よりよほど、温かい存在だ。だって機械は稼働したら熱くなるからね。
哀しきことにこれらの当たり前の幸せは何故か掴めない。この世はもっと自由な筈なのに。
何故こんなに辛いのでしょうか。
私には感情を持っていないとされるそこら辺の水溜りの方が、余程自由だと感じます。
隣の芝生は青い?自分にとったら青どころか赤に見えます。
もっと自由に生きていい。
誰に何言われてもいい。
何か言われたって遠くの方を見ちゃえばいい。
ただ、自分が自由になれないストレスは他人にぶつけるな。(私はこの小説にぶつけているがな)
この腐った世界を余計腐らす人間にはなるな。
あいつらと同じになっていいのか?あいつらと同じなぞ気持ちが悪くないか?
というよりも、地獄行きへの確率が上がるから辞めておいた方が良い。
結局最後に行き着くところは皆同じなのだから。
人生楽しもうじゃないか。
しかし働くという概念が無い世界にならないでしょうか。働きたくないと述べるとみんなそうだよと帰ってはきますが、自分はこの世の人間で一番働きたくない人間だと胸を張って言えます。
まぁ
えーと…結論。
つまりは猫になりたい。
終