表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
AI詩情  作者: ルビリンス
7/56

レモンの風

挿絵(By みてみん)


レモンの黄色と海の青

どちらにも染まらない

無色透明な風が

石畳の道を吹き渡る


海の匂いを乗せ

レモンの香りを

摘み採りながら

迷路の道を吹き渡る


名残惜しげに

窓々を撫でつけ

レースのカーテンを

揺らして吹き渡る



海辺を愛した魂は

空と海を分かつ

遠い遠い水平線の

白い光の中へ

還ってゆくのだろう


そこは

夕べの黄色い太陽が

青い波に溶けながら

魔法のように沈む場所


~~~~~~~~~~~~

~~~~~~~~~~~~

~~~~~~~~~~~~

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ