前へ目次 69/69 繭籠り 心がチクチクするときは お昼寝するよに繭籠(まゆごも)り 心の中に降る雨は 繭糸(けんし)のようにキラキラで 紡いでゆくほど白くなる やがて私を包み込み いつの間にやら 繭の中 天から落ちる雨糸は やさしい音をたてながら 屋根を濡らし 町を濡らし 山を濡らし 世界を濡らす 宇宙は今や繭の中 銀河の小舟に一人きり けれども星がにぎやかだ ~~~~~~~~~~~~~~~ ~~~~~~~~~~~~~~~ ~~~~~~~~~~~~~~~ ~~~~~~~~~~~~~~~ 2026年からは、詩集のタイトルが「宇宙の質量(仮題)」に変更になります。 来年もよろしくお願いいたします。