表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
AI詩情  作者: ルビリンス
61/69

夢逍遥

挿絵(By みてみん)


白い路地を行けば

ネコがいて

カモメがいて

ペリカンがいて

ピンクのブーゲンビリアの木の下に

ブルーのドアのジュエリーショップ

ショーウィンドウの宝石が

鮮やかなスイーツに見える

ということは

お伽の国の

お菓子の家

だとしたら

町家のバルコニーが

原色なのもうなづける

赤と青のクレヨンで

白い画用紙に

描いたらこんな感じ

などと考えながら

まだら模様の石畳を歩く

どうせなら

エーゲ海の見えるところへと

さらに路地を行けば

十字架とスイングベルを

天辺(てっぺん)に掲げた教会の前へ

白い紙粘土の塊のような建物の

向こうには

青い海


夕暮れは

懐かしい記憶の国

太陽の名残りが

波間に金色の欠片(かけら)を流す頃

桟橋の端っこに見つけたシルエットは

釣り竿を振り上げる少年

あの子が魚を釣り上げるまで

しばらく眺めていようか

白い路地と

高台の水車と

わたしがいるこの場所に

ギリシャの星々を引き連れて

夜が幕を下ろすまで


海はまだ

かろうじてマドンナブルー

月はまだ

水平線の向こうに隠れている

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ