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AI詩情  作者: ルビリンス
46/56

宇宙をさえずる

挿絵(By みてみん)


金色に輝く白い羽を

夜空に広げると

空っぽの(そら)

星々で埋まった


星明かりの海に

孤島が生まれ

森が生まれた


真珠色の羽根が

落ちたところに

命が芽生えた


風に乗った羽根は

空を飛ぶうちに

透明の天使となった


白い鳥は無言で

何かを生み続けた

星も競って

星を生み続けた


つくり上げた島を

飛び立つとき

鳥は初めて鳴いた


宝石のような声は

満月と共鳴して

海に波を呼んだ


空へと去った鳥を

追いかけるように

波は寄せては返す

何億年

止むことなく


~~~~~~~~~~~~~~~

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