表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
AI詩情  作者: ルビリンス
43/56

銀色の魚

挿絵(By みてみん)


雨が降って

空が白くなった


白い層雲が

帯のように流れ


山間の町が

霧につつまれた


色なき雨の中

緑が消えた森へと

飛んでみた


そこには

色のない泉があった


落ちてきた水が

丸い水紋を描き

永遠と呼ばれる

水棲の生物が

音符のように

散らばった


かすかな音に

誘われて

水の中へと

身を投じた


滴りが水晶と化す

白黒の世界には

銀色の魚が

展示されていた


魚の目が

紅く光って

ルビーになった


それは

何かの兆し

のように

思われた


~~~~~~~~~~~~~~~

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ