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AI詩情  作者: ルビリンス
32/56

やがて花風

挿絵(By みてみん)


星が宿る場所に

封じ込めた

パンドラの箱が

疼いた風が吹く夜に

カタリと音を立てる


月の裏側の

青い存在は

夢だったのか


愛の言葉が

嘘にしか思えない

天邪鬼な天使は

羽根の角を生やして

不貞腐れる


どこまで歩いても

心とは裏腹に

景色は美しい


花よ散れ


嵐よ起これ


青い記憶よ

月の裏側に去れ


そんなことを

念じながら

歩き続ければ


いつの間にか


香しい花風が

桜色の衣を

婀娜(あだ)っぽく

なであげる

桃幻郷(とうげんきょう)


~~~~~~~~~~~~~~~

~~~~~~~~~~~~~~~

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