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AI詩情  作者: ルビリンス
28/56

夢に見る場所

挿絵(By みてみん)


(そび)え立つ大樹が

悠々と枝葉を広げ

(こぼ)れそうな夕陽を抱く

太古の森


呼吸の音しか聞こえない

独りきりの世界では

存在が幻となり

幻が存在となる


風が葉叢(はむら)を抜けていった


あれは鳥だったのだ

そう思った瞬間に

鳥は出現するのだろう


あるいは


あの鳥になって

大きな夕陽の中へと

消えていったのが

自分だったのかもしれない


縄文時代よりもずっと昔の

誰もいない森の記憶


~~~~~~~~~~~~~~~

~~~~~~~~~~~~~~~

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