表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
AI詩情  作者: ルビリンス
22/56

少女の詩界

挿絵(By みてみん)


この花の少女は

神のような存在を

頭上にいただき

光と影の狭間で

自在に花を咲かせる


生まれたての花は

すべての光を

内包して

清らかに白い


光とともに生まれる

影の花は

全ての色を内包し

宇宙の闇に溶けてゆく


花は絶え間なく

生まれ続け

宙に遊び

色に染まってゆく



純白の花が

赤味を帯び

やがて

桜色に変わるとき


花の世界の外側に

焦点を定めた少女は

自然と呼ばれる

神の化身に

恋をする


桜はいよいよ

蕾を膨らませて

春を呼び

少女の詩界に入ろうと

競うように

開花する

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ