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盗賊稼業も楽じゃない!  作者: 北極えび
第二章 ー古代の暴君ー
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再会の再会

登場人物


リシュ・レーン 駆け出し盗賊

リティア・ウィンフィールド 姉御 背後からの刺客

シンシア・ルフィン パワー系プリースト 姐さん

アリッサ・ハーメイ 放し飼いサモナー かぴばら

ララ・ヘルミナ お子様メイジ 雨がっぱ 蝶

ジーン・トアロ 盾ありウォリアー

マリア・ヴェルナーデ ドリル

ジェフリー マシュマロボディ

ルーファス 大剣メイジ

ティアナ 意識高い系のプリースト

リリィ  トゲ 魔法少女 倍返し

ガルシア ヒゲ面

ウォーレン・ジーク シーフのマスター

敵の魔法で女神送りになったティアナを見ると、

あんなに強力とは思わなかったという様な仕草をしていて、

女神の方へ向かおうと手で合図していたので、2人で女神へと向かった。


「あんたと少し離れていたから、届かないと思って油断したわ

 あの魔法、メイジの範囲系でも強力なやつね」


復活した俺の横でティアナは像の側から奥の方を見つめて呟いた。

プリーストって事は知ってるけど、どんなスキル持ちなのかは謎の人でもある。


「まだ戦ってるかも知れないし、先輩達を手助けに行きましょう」


俺とティアナは戦線離脱したが、

まだ先輩達はやりあっていると思った俺はティアナに話しかけた。


「いえ、あの子達も時間の問題だと思うから

 ここは待って、仕切りなおすのが得策よ」


俺より戦闘の経験はあると思うティアナの言葉に

感情的になっていない冷静さを感じたが、

確かに言う通り、向かって行っても此処に戻ってくるだけだろう。


「うん、了解だよ。それより天秤の所で先輩が言っていたの聞こえ・・・」


と言いかけた瞬間に女神像が輝き始め、

凝縮された光りが人の形を取り始めると先輩達3人が復活した。


「なんなのよ、あれはっ!魔法ほとんど効かないし!」


「うん、魔法耐性も凄いあったねー、一撃で女神さん初めてっ」


復活そうそう早口で捲くし立てるリリィを見ていると

アリッサが少しお姉さんに見えてくる、不思議だ。いや実際年上なのかも。


「おかしいのー、あの天秤に手が入らん

 あれじゃプラグを取れへんで」


「手が入らないって、俺は実際に掴めましたよ

 リリィも見ていたよね?」


考え込んでいる先輩の横でリリィは頷き、さっき俺が掴めた事を話したが、

実際に天秤に手を伸ばしていた姿も見ていたので、手が入らないというのが

何が原因でそうなってしまったのか分らなかった。


「あいつが天秤の前にいるって事は

 何か魔法障壁を作ってしまう様な仕掛けが作動してしまったとか」


思いつきで喋ってしまったがそうとしか思えない様な、と

考えていると女神像の少し先の地面が淡い青色に輝き始め、

目が眩む程の光りと共に4人の人型が現れた。


「ララちゃん!やっと逢えたーっ」


「アリッサ?ちょっとまって目が・・・」


ララを見た途端に駆け出して抱きつくアリッサの回りに

ジェフリーやジーン、シンシアも居て目頭を押さえている。


「おーっ やっと皆揃ったのー

 って事は転移先は同じやってんな」


「その声はリティア達か、ここは一体何なんだ?」


「んーと、どう説明したらいいか・・・」


ジーンの問い掛けに彼らの目が見えるまで待ってから

ここで起こっている事やこれからの事を話し合おうと

とりあえず地面に敷かれたシートにお菓子を準備する俺達だった。


お読み頂き有難うございます。

拙い文章ですがマイペースに更新しているので宜しくです。

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