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盗賊稼業も楽じゃない!  作者: 北極えび
第三章 -イケメン探索指令ー
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戦慄するマノンくん

登場人物


リシュ・レーン 駆け出し盗賊

リティア・ウィンフィールド 先輩

シンシア・ルフィン プリ盾姐さん

アリッサ・ハーメイ マジカルクラッシャー

ララ・ヘルミナ アデルちゃん

ジーン・トアロ 輩ウォリアー

マリア・ヴェルナーデ 螺旋階段

ジェフリー モヒカンロード

ティアナ 盛り髪修道士

リリィ  ツン系魔法少女

アデル  スイーツ系悪魔

アンベル スイーツ系小悪魔

ローレンス 泣きの元騎士

ウォーレン・ジーク 紫オーラ

試合をしていたコートが2つとも補修になっているのでどうするんだろうと

思っていたら、最終戦は離れた別の場所で行うらしく運営の人が先輩たちを

呼びに来たので一緒について行ったら、倍以上ある大きさの特別製だった。


「さっきからそうじゃないかと思ってたんですが、

 この試合って点数よりいかに選手を女神に送れるか、ですよね?」


「うん、それは否定できんの。決着が早いのはほぼそれやし」


「さっきまでの場所と違って広いね。これだったら

 アリッサの魔法で被害がそんなになかったはず」


おお、リリィは一応気にしてはいたんだ。アリッサによる広範囲魔法の被害をっ

同じメイジだけど範囲を考えながら選手のみに当てる様にセーブしてたのか


「あのー、そのアリッサに呼ばれてるんですが・・・」


先輩たちと試合場を見ながら雑談していると近くにいたマノンくんが

アリッサに呼ばれてるけど、どうしようかという表情で話しかけてきた。

その当人はどこにいるのか分からないが、おそらく近くではある。


「さっきファンの子らの所に行ったよね

 近くにいるのなら俺たちも一緒に行くよ、先輩たちは試合あるし」


「ホントですかっ、何か嫌な予感がして

 あまり試合場の近くにいたくないのですが、召喚主の命令だし」


いやアリッサなら嫌って断っても気にしない様な。しかし予感って何だ?

精霊の第六感、虫の知らせ的な。危険だから逃げろって事じゃないよな。


「何だ、じゃあ俺とジェフリーも行くよ。皆で応援した方がいいだろう」


「おっけー。先輩、マノンくんがアリッサの所へ呼ばれてるので

 俺たちもそっちへ行って応援します」


「りょーかいや。じゃあ、コートの近くへ向かうとするかいの」


先輩たちとの別れ際、リリィだけは相手がどんなスキル持ちか分からない

不安を感じている様だったけどアンベルさんがいるんだし、

熱くなって本気にならない事を祈るだけだ、負けず嫌いっぽいからなー。


「あー、こっちこっち、マノンくんを紹介しようと思ってさー

 この子、人間っぽいけど土の精霊なんだよー」


「え?そのために呼んだんですか・・・」


どうやらアリッサは召喚した精霊をお披露目したかったから

来いやっとマノンくんに命じていたみたい。そりゃ見た目だけだと

精霊っぽさはないな。アンベルさんが特殊過ぎるから余計にっ

アリッサと同じ歳くらいの女の子たちが5人くらいでマノンくんを

囲って、人間みたいーと言ってるけど本人は愛想笑いだし、気を使うわー。


「ねー、アンベルちゃんみたいにメタモルフォーゼ出来ないの?」


「えーと、メタなんですって?伸縮する事じゃないですよね、それ」


「あのさ、アリッサ。あれは与えられたスキルなんじゃないのかな

 使うとバレるって言ってたし、マノンくんが知らないのも無理ないよ」


まあ、精霊が使えるスキルならマノンくんがどうなるのか見てみたい。

だけどアンベルさんは凶悪そうな姿に変わったし、アデルが感知するなら

それは悪魔側のスキルというか「付与」された能力なのかも知れない。


「なるほどー、そういえばそうだねー。今度アデルちゃんに頼んでみるかっ」


「・・・へ?(俺とマノンくん」


グッバイ、マノンくん。どうやらアリッサ殿は君が暗黒面へ堕ちるのを

望んでおられる様だ。召喚主のご要望とあらば叶えて差し上げなさいっ

まあ。角と翼が生えるだけの特典あると思えば、あと魔力も上がるかも


「それよりさー。ここの子達、女神送りの事をめがみるとかめがてんとか

 めがるって呼んでて、ビックリしたー。略語だよっ」


「そ、そうなの、リバーガーデンだけの流行語っぽいけど便利そうだね」


というか、それだけビーチバレーで女神に送られてる人が多いって事じゃ

もはや対人要素満載でエンタメ化してるから、ある意味慣れてるわな。


「リティアさん達の試合、もうすぐ始まるみたいですよ」


召喚主がアリッサである以上、俺にはどうにも出来ん問題だ。

逃げてきたら匿うけど、再召喚されたら意味ないから先手をうってララに

チクっておけばマノンくんを悪魔側へは行かせないと思うのだが・・・。

そんな事を考えていたらジェフリーが試合が始まりそうだと言ってきたので

先輩たちの方を見ると、もうコート上に居て相手側がサーブしそうだった。


「何だかあの3人、妙なフィールドで守られてないか?(アニキ」


「ああ、俺もそう思った。おそらく魔法攻撃を警戒している」


「あれはプリーストのマジックフィルターですよ。ヒーラーがいますね」


※マジックフィルター プリーストのみの固有スキル

効果範囲内にいるパーティメンバーに自身の物理、魔法防御の

一定割合分の上昇効果を与える。スキルレベル上昇で割合率も変わる。

レジストやプロテクションと併用できるバフのうちの1つ。


なんてこったい!シードのヤツらの中にヒーラーがいるなんて厄介な。

バランスを考えたら近接、ヒーラー、遠隔の3人構成が良さげだけど

攻撃をメインするなら先輩たちの様に魔職が2人いるのがいいだろう。


「うわっ、なんだあれ!竜巻っ?」


相手側の女の子がサーブを打った後にボールがネットを越えたと思ったら

先輩たちのコート中心に巨大な竜巻の様なモノが出現して砂で包んでゆく。


「これは、サンドストーム。私にその魔法とは残念ね

 2人とも・・・ってあれ?」


風系の魔法ではダメージを受けるどころか無効にすら出来るアンベルは

砂嵐の中でボールの行方と共にリティアとリリィを確認しようとしたが

すでに2人の姿はなく、遥か上の方から悲鳴が聞こえてきた。


「あっららー、あの2人巻き込まれて浮いてるー」


※サンドストーム サンドクラックの上位魔法。

範囲の広い砂嵐を起こし、敵に移動速度低下と継続ダメージを与え

スキルレベルが上がってゆくと効果もダメージも上昇する。


「これはヤバいぞ。あの高さから落ちたら受身を取れてもダメージでかい」


「え?アンベルさんがボールを打ち上げた、なんでだっ」


てっきり、相手側へ打ち返すと思ったのに砂嵐の中の先輩たちの方へ

ボールを向かわせている。まさかあの位置からアタックしろってこと


「これはアカン、リリィ。うちに掴ま・・・ってそれ使えるんかいっ」


「ええ、アリッサには内緒にしてた方がいいと思って黙ってましたけど

 リティアさんも取得していたのですね。フロウウィング」


「まあの、もともとこれが欲しかったからメイジいったんやし

 でもどうにか誤魔化しながら降りないと、お互いに秘密にしよーな」


上空で何かしているのを見届けたアンベルは2人に問題ないと分かると

相手コートに向かって右手に「サンターナ」左手に「ミストール」と呼ばれる

風を纏わせて浮遊し、相手コートの右と左めがけて両手を伸ばすと、

巨大な熱風と冷風が同時に発生してコート中心で合体し、大爆発を起こした。


※ツヴァイスター メイジの風属性上級魔法。

2種類の風「サンターナ」「ミストール」「テンペスト」「カムシーン」を

同時に発生させ大ダメージを与える。サンターナとミストールだと大爆発。

テンペストとカムシーンだと巨大な切り刻む砂嵐となる。

4つの風を全て同時に発生させると最上位魔法「メガディザスター」


お読み頂き有難うございます。

拙い文章ですがマイペースに更新しているので宜しくです。

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