3人一組で参加
登場人物
リシュ・レーン 駆け出し盗賊
リティア・ウィンフィールド 先輩
シンシア・ルフィン プリ盾姐さん
アリッサ・ハーメイ マジカルクラッシャー
ララ・ヘルミナ アデルちゃん
ジーン・トアロ 輩ウォリアー
マリア・ヴェルナーデ 螺旋階段
ジェフリー モヒカンロード
ティアナ 盛り髪修道士
リリィ ツン系魔法少女
アデル スイーツ系悪魔
アンベル スイーツ系小悪魔
ローレンス 泣きの元騎士
ウォーレン・ジーク 紫オーラ
夜光貝を探してリーフ手前の珊瑚地帯を探していたのだが
潜るとしても10M以内にしておかなければという恐怖心があった。
いくら魔導具で呼吸できるとしても浮上する以上、体に負担はかかる。
”珊瑚と珊瑚の間ってたまに「ウツボ」がいるから侮れないっ”
ウナギっぽいんだけど顔つきが獰猛な肉食系で、歯がワニさん並みに健康優良。
オヤジの網漁で見るヤツは種類が違うらしく、サンゴ礁の隙間に潜んでいるのは
トラウツボってヤツ。一度噛み付いたら「雷がならないと離さないスッポン」と
呼ばれる亀の様で、体長も1メートルを超えるからタコさんの天敵って聞いたぞ。
”ウニも危ないんだよなー、長い棘に毒がある、ガンカゼっていったか”
トゲの長さが異常なほど、30センチくらいあるウニがいて思い出した。
とりあえず回避しながら貝を探していたら、結構いる。というか宝庫だっ
サザエより大きめなのでアリッサが拾ったのは夜光貝に間違いない。
食べれそうなのが一杯いたけど入れるモノを持ってきていないし、今回は
思い出になりそうな貝を人数分「8個」取れればいいやと、貝を手に取った。
※俺、先輩、ジーン、リリィ、アリッサ、ジェフリー、マノン、アンベルさん
ローレンスさんは別邸に残るって言っていたけどリーゼさんは別の用事で
レーヴェンベルクの西側、オリオールに近い街へ行っているという。
なので8個あればいいだろう、アンベルさんには小さめの貝の「姫星宝」
◇
貝を手にして海から上がって、ジェフリー達のいた場所で待っていると
人通りの多い所から先輩が俺を探していた様で走って駆け寄って来た。
「どこにいたんですか?海で泳いでいるとばかり」
「泳いどったけど、面白そうなイベントやってるの見つけてん」
「イベント?遠泳とかですか?そんなのやっている風には」
どうやら先輩は最初、海で泳いでリーフを越えていき次第に海岸から
数百メートルも離れてしまい、さすがに遠くにきてしまったと俺たちの方を
見たら奥の方に人だかりがあって何をしてるのか興味本位で見にいったら
「賞品つきのビーチバレーやるんやってっ、3人一組で参加できるんや」
「もしかして、姿を見なかったのって、それを見にいってたんですね」
「男女別やけど決勝だけは男女で決めるらしいで、参加しようやー」
こうなってる先輩はもう止められない。おそらくリリィとアリッサを捕まえて
もう参加申請してるはず、こっちは4人いるけどマノンくんがいれば有利では?
というか”リトルマーメイド”が陸地で一体何してるんだよっ!
「ジェフリー達にもう声をかけてあるんですか?」
「とっくに捕まえてるで☆、リリィ達とは参加登録済みや」
じゃあ先輩たちだけで、と言うと機嫌悪くなる人なので巻き込みたいんだな。
賞品が狙いなのか分からないけど、こんだけ人が多いから参加人数多いんじゃ
「えーと、ジーン達は出てもいいって言ってました?」
「そやなー、うちらがやるならって言うてたで」
そうかなあ、強引に誘ってそう。まあアニキ達がいいっていうなら、
ジーン達が出るのなら俺もいいっスよ、と答えて連れて行かれた場所は、
歩いて20分くらいの所ですでに参加するであろう人で賑わっていた。
「あの貝、見つかったー?」
「え?戻って来ないと思ったら貝を探してたの?」
アリッサとリリィの姿はあったが男子組がいない、どこ行ってんだ。
とりあえず貝を見つけて人数分捕獲した事を伝えジーン達の居所を聞くと
「参加申請しに行ってるよ、リシュくんの名前も書いてるはず(リリィ」
「先輩・・・」
「いやー、まさか皆の思い出になる様な貝を探してる間に
思い出に残るビーチバレーに参加できるなんて、ホント幸運やでーっ」
やられたっ、先手打ってやがる!強制参加にするつもりで探してたな、こやつ
「もうこうなったら参加しますっ、けど賞品って何があるんです?」
どうせ賞品目当てなのだろうと思ったら、優勝組の品目は不明だという。
2位が魔法のボート?みたいな乗り物で3位が水上を飛べるホウキっぽい。
4位以下は粗品で海産物の詰め合わせと参加賞で海の家の割引券。
「不明って、どんなモノか分からないって事ですよね」
「それがいいんやんけー、ロマンあるやろ」
さすが女盗賊だぜっ、ロマンの宝石箱、俺より求めてるんじゃないかな。
しかし参加人数が多そうなんだけど、ルールとかどうなってるんだ。
その辺の事を先輩に聞いてみると3対3で先に5点先取した方が勝ち。
最終戦は7点で男組と女組から出てきたスーパーファイナルマッチが10点。
「5点て、凄く短くないですか?時間的な都合なんですかね」
「まあ、そうやろな。80組くらい参加するらしいで」
これだけで夕方になりそう・・・。何か食べておけば良かったと思っていたら
前方からアニキ達が歩いて来て、俺の姿を見ると満面の笑みで指を立てていた。
”参加登録してきたって合図だよな、こうなったら盾のジェフリーを
どうにかいかす戦法を考えないとっ”
お読み頂き有難うございます。
拙い文章ですがマイペースに更新しているので宜しくです。




