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盗賊稼業も楽じゃない!  作者: 北極えび
第一章 ー蒼の洞窟ー
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お子様メイジ失踪事件

登場人物


リシュ・レミルトン 駆け出し盗賊

リティア・ウィンフィールド 先輩

シンシア・ルフィン パワー系プリースト

アリッサ・ハーメイ 放し飼いサモナー かぴばら

ララ・ヘルミナ お子様メイジ 雨がっぱ ヒヨコ

ジーン・トアロ 盾なしウォリアー

 何が起動力となっているのかサッパリ分からないが、三角形の様な配列で

宝石が嵌めこまれて、3つあるのは戒律の石。地上だと秩序が一番上になると

ララが話していた。どうやら場所によって上となる戒律がある様だ。

 アリッサがモノ珍しげに像を観察しているけど、魔法陣が魔力で動いてる

としても年月が経ち過ぎてる様な。どこかに別に仕掛けがあるのだろうか


「これさー。どうやって動かすんだろうねー」


 アリッサが台の上にある像を触りながら調べていると、地面に描かれている

灰色の魔法陣の中にララが入り、内側から調べていて作動している状態なのか

確認をしてるっぽい。俺も近くで見てるが灰色というかカワラバトの羽の色だ。


※カワラバト 鳩の種類で土鳩やニビキと呼ばれています。マジックで書いた

様な黒い2本の線模様があり、神社や公園でよく見かけられます。


「うーん。後ろに回転させてみるとか、かなー?」


 勘が働いているのか、子供がいぢくり回す様にアリッサは像そのものに

仕掛けがあるとみて色々試している。

 アリッサが後ろ向きに像を回すとカチリという音が鳴り出し。


”お!?”


「え、ちょっとアリッサ、何をしたのっ」


 像が後ろ向きになると同時に魔法陣が薄い青色に染まっていき、

魔法陣の中心で調べていたララは突然、灰色から青へ光が変わり始めたので

像の所に居たアリッサに何をしたのか話し掛けたが、本人は焦った表情で像

から手を離して、ララの方を見たら魔法陣の色が変わり始めている。


「ま、回しただけだよ。ララちゃんそこに居たら危ないよ」


 アリッサが言いかけたると同時に、魔法陣が淡く光りった後に

中に居たララごと空間を包み込むと、その場にいた皆の目が眩むくらい

強い閃光で溢れ。数秒後、さざ波が引く様にサーッと消えていった。


「ん、いったい何やったんや?」


「まるで真夏の太陽を直視したかの様なまばゆさだ。まだ目が開かん」


 手で目を覆い隠している先輩とジーンが見えたが、俺は光りを直視した為に

目頭を押さえて真っ暗状態。太陽を直視というか、いきなり目の前に

突然まばゆい光が溢れ出てきた感じ。数秒ほどして次第に視界が戻ってきた。

 自分の周りを確認すると、台座の横に倒れているアリッサが見えたが

外傷はなさそうで、シンシアもまぶしさから目をこすっていたけど元気そう。


「みんな大丈夫か、いまの閃光は何だったんだ」


 状態異常でいうところの視界を奪われる”暗闇”が治ってきたジーンが

パーティーリーダーらしく振る舞い皆の安全を確認する。

 しかしあの光りは一体?ドコからというか、どうしてあーなった。


「俺は平気だよ。目が少し眩んだ程度、でも何でイキナリ?」


「うちも大丈夫や。ああいう仕掛けがあったんやな」


「大丈夫、アリッサちゃん」


 俺と先輩がジーンに答えているとシンシアが台座の横に倒れている

アリッサに気づいて声を掛けたが返事がない。皆で駆け寄って容態を確認すると

どうやら閃光で気を失っている。俺たちより間近で直視したのかも知れない。


「ちょ、ララちゃんがおらへん!?」


 目の眩みが治った先輩が魔法陣のほうを見て叫んでいたので、その方向を

見ると、さっきまで魔法陣の内面を調査していたララの姿が消えている。


”一体どういう仕掛け何だココッ、転移装置って事は何処かへ行ったのか”



ー転移先 秩序の魔法陣ー


 青い水晶が立ち並び半ば幻想的な雰囲気を醸し出している空間で、魔法陣の

中心に立っているララは自分の身に起きた事を理解し辺りを見回した。


「うーん、これは予想外だったわね。あの像がスイッチになっている何て」


 ローブに潜った手、いわゆる萌え袖状態で頭を掻いているとララの足元から

アリッサの召喚獣が不安そうに顔を出して、ララを見つめている。


「あら、あなたも転移してきたの。しょーがない、一緒にご主人様を

 探しましょうか。旅は道連れ世は情けってね。大丈夫、必ず戻れるから」


 召喚獣の子犬を抱き上げて微笑むと、パーティーメンバーと

逸れた割に表情に焦りや不安などは一切なく、落ち着き払ったまま

目の前に広がる炭鉱の細い道を奥へと歩き出して行く。


お読み頂き有難うございます。

拙い文章ですがマイペースに更新しているので宜しくです。


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