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盗賊稼業も楽じゃない!  作者: 北極えび
第一章 ー蒼の洞窟ー
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転移装置

登場人物


リシュ・レミルトン 駆け出し盗賊

リティア・ウィンフィールド 先輩

シンシア・ルフィン パワー系プリースト

アリッサ・ハーメイ 放し飼いサモナー かぴばら

ララ・ヘルミナ お子様メイジ 雨がっぱ ヒヨコ

ジーン・トアロ 盾なしウォリアー

 この洞窟に入る前。そんな情報を聞いてなかったのだが、

ほぼ泥塗れ姿で炭鉱労働者とは違う格好をした人達から、土砂崩れが

起こり下層へ行くことを止めたほうがいいと聞いた俺たちは、

突然の悲報に暮れたが先輩はそうでもなく、考え込んでいた事を口にした。


「確か数十年くらい前のことだと思うがの

 当時の炭鉱夫たちが宮廷魔導士に作らせた転移装置があるそうや」


「そういえば、中層と下層の間に巡らせた迷路のような場所があるって

 聞いた事があるわね。昔、戒律別に人員を管理していたとか」


「私は聞いた事がないのですが、お二人ともドコからそんな情報を

 得ているのです?古文書館で調べた事があるのですが転移の記載は

 無かったと。見落としていたのかも知れませんが」


 どうやら先輩とララは聞いた事がある様で、同じ経験者でもシンシアは

知らないと云う。先輩が転移装置でララが戒律別、必要があって作ったの

なら何らかの記録があったも良さげなのに、それがない?どういうことだ。


「おお、それを使えば土砂崩れを越えて行けるってことか」


 ジーンはララや先輩が話した内容を聞いて、そう喋っているが問題と

なりそうな”迷路っぽい場所”はマズそうなんだけど、転移装置に?の

アリッサと俺。パーティーリーダーが行きたいのなら行動を共にして進むか


「リっちゃんはその転移装置の場所を知っているの?」


「知ってるでー、地図には載ってないけどシーフの間では

 転移装置のことは噂になってるからの」


 先輩からそれを聞いて皆、神妙な面持ちになるがPTリーダーのジーンは

そこから下層へ向かいたい雰囲気だった。街へ戻るより進む方が早くクエスト

を終えれると判断したのか、経験のある先輩たちが居るのだから大丈夫だろうと


”俺としてもココにお宝があると聞いたので好奇心から迷路へ行ってみたい”


「地図に載ってない場所を覚えているの?」


「うちも聞きかじりやけど、だいたいの場所はの。そんな遠くないで」


 地図にない場所をナゼ知っているのか先輩に聞いたララは、そんなに遠く

ないという言葉を聞いて、俺たちに行くだけいってみましょうと話しかけた。

 ジーンの様子を悟っての事なのかも、アリッサも行きたがってるし。



 先輩の道案内で転移装置のある場所まで行くことにした俺達は、

像の傍で休んでいる労働者の皆さんに別れを告げ歩き始めた。

 目の前を黄色い水晶に包まれていた道を進んでいると次第に道が細くなり、

昔に使われていただろうトロッコや旋盤ような仕掛けの工具類が乱雑に

放置されている場所へ着いたが、転移装置らしきモノはどこにも見当たらない。


「ココに転移装置がある・・・の?」


「うーん。聞いた情報やと、装置を発動させるモノがあるって事なんやけど」


 訝しげに辺りをみながら、無造作に置かれた部品やらを手にとるララ。

先輩も来るのは初めてみたいでこんな風だとは思ってなかったっぽい。

 埃や土に埋もれた品々を皆で手分けして怪しそうなレバーっぽいものを

探してみるが見つからなかった。魔導士が作ったと言ってなかったっけ。


「これは・・・なんでしょう?」


「おー。それっぽい、やったやんシンシア」


 大きな台の上に道具の一部を乗せていると思われたモノだが、埃を払って

いくと3つの目に3の宝石が嵌めてある人型の像。

 綺麗に布で拭いてみると3つの宝石はアライメントを示すモノのようで

持ち上げると耳鳴りのような音とともに灰色の魔法陣が出現した。


お読み頂き有難うございます。

拙い文章ですがマイペースに更新しているので宜しくです。

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