はじめに
こんにちは。
僕は今、24才ニートです。もちろん素人童貞。ニート歴は2年くらいです。
始めに言いたいのは、ここから書くのは全部実話です。僕に話を作れる程の能力なんてない。僕が生まれてからここまでの道のりを、出来るだけ思い出して書くだけの話になるかと思います。小説なんて書いたことありません。
何でこんなことをする気になったのか、それはよくわかりません。ただ、僕がニートでいて一番辛いことは、なにもしない無駄な時間がひたすら過ぎ去っていくことです。この時間は永久に感じられます。うまく言えなくてごめんなさい。この感覚は普通の人には余りわからないかも。
もう一つ辛いことは親の思いやりです。年老いた親が必死で僕のために働き、家に帰ると僕のご飯を作り、優しい言葉をかけてくれる。僕にはその一言一言がナイフのように胸に突き刺さります。いつもそのあとはドアを閉めて泣きます。
だから、この永遠とも思われる時間に少しでも人のためになることをしたい。これを読んだ人に僕みたいな生き方をしないでほしい。僕を悪い見本にしてほしい。そんなところが一応心の底にはあるかもしれません。
お前みたいな人間の屑、さっさと死ねよ!職安行けよ!頭の中でこれだけがひたすら一日中大声で響き渡ります。でもからだが動かない。心なんてとっくに枯れてしまいました。辛いよ。死にたいよ。ああ神様、僕はこんなに頑張って生きているんだ。生きてきたんだ。なにか救いがあってもいいのではないでしょうか?助けて!!!精神安定剤がきれてきた!!!
この歯車はどこで狂ったんだよ!?僕はどこでレールから道をふみはずしたんだよ!?