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妖怪使いのシルバ  作者: 所々蓮根
第1章 転移編
2/6

第2話発現

……あれ?なんだ?


朝起きたら俺の体は少し軽く、這いずる事が出来るくらいになっていた。


何故だ。………まさか、本当に異世界転移したって言うのか。


だとしたらなんで今更?


………そういえば寝た直後、何がことばが聞こえた気がする。


キーワードがなんちゃらって。


俺が寝る前に言ったことと言えば………

バスケだ。バスケって言ったことがこの病の軽減のキーワードだったんだ。そうと分かったら。


「バスケ!」


………………


…………なんも起きねぇ。


なんでだ?回復するんじゃないのか?


……なら、もしかしたら、スキル?みたいなのが発現してそのおかげで病が弱ってる可能性がある。


そのスキルが何なのか分からない。どうやって判別しよう。


あ。あれをもう1回言ってみるか。


「ステータス、オープン」


―シュン―


「おぉ!でた!」


よし、当たりだ!やはりステータスがみれるようになっている。ん?でもなんかおかしいな。全然情報が分からない。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


名前:諏訪蓮斗(すわれんと)


妖力:10/10


状態:□□□□の呪い(天)


妖術:あかなめ(下)


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


なんだ?ステータスにしてはすげぇ簡素だな。

まぁ最初だし、こんなもんか。


でだ、状態の所に読めねぇ文字があるな。呪い?なんか俺呪われてんのか。もしかしてこの不治の病が呪いなのか。……ぽいな。一番しっくりくる。

そして、右に(天)の文字。なんだ?なんかの指標みたいな書き方だな?まぁ今は分からない。一旦他のところをみよう。


妖術?妖術が使えるのか。普通魔術じゃないのかよ。そんであかなめ。確か垢を舐めるだけの妖怪だよな?こんなの貰ってどうするんだよ。


……こいつには(下)って書いてあるな。なんか強さ?みたいな感じっぽいな。となると下ってめっちゃ弱くて、天ってどんぐらい強いんだ?結構強いと思うんだが。


とりあえずあかなめ召喚してみるか。


「あかなめ召喚」


―フォン―


おぉほんとに召喚できた。なんか赤くて

身長は50センチぐらいか?舌がすごい長いな。

こいつもステータス見れんのかな。


―シュン―


どうやら念じればステータスは見れるらしい。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

名前:あかなめ(下)


妖力:5/5


状態:通常


異能:舐め取り


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


なるほど。やはりステータスがあまり書いていない。そういう仕様なのか。このあかなめって言うやつは見るからに弱いな。舐め取りってなんだよ。


まぁとりあえずやってもらうか。


「あかなめ、舐め取るだ。」


「………ムリ」


!?


「お前!喋れるのか!」


「………ウン」


なるほど、会話がギリッギリ成り立つくらいは喋れるんだな。


で、だ。できないってなんだ?俺の妖力が足りないのか?それともあかなめの妖力?いや、足りてないのならとんだ欠陥スキルだな。他になにか条件がいるのか。


「なんで発動できないんだ?」


「………テキ、イナイ」


なるほど、相手を指定しないと使えないのか。

今は周りには誰もいないからな。検証のしょうがない。今の俺に出来ることはもうないのか。


腹が減った。そろそろ飢え死ぬ。


誰か来ないかな。って都合よく来ないか……


「何してるんですか?」


!?いたぁ?!


「いつからそこにいた!?」


「いつからって言われましても、今家に帰ってる途中にあなたが転がってまして。何をしてるのかなと思いまして。」


こんな美人のお姉さんに見つけてもらえるなんて、ラッキーだ。今は美人とかいいだろ……。よし助けてもらおう。


「頼む、誰か男の人を呼んできてくれないか?

歩けないんだ。」


「そうなんですか!?わかりました。急いで呼んできます!」


良かった。これでもしかしたら助かるかもしれない。


そういえばあかなめって出しといて良かったのだろうか。この世界では当たり前なのだろうか?それはそれでおかしいとは思うんだけど。


……そういえば召喚した時、何がコストとかかからないのか?妖力は減ってないし、なんか払ってるのかな?まぁ何も無いならいいけど。


お、男の人を連れてさっきの美人お嬢さんが来てる。うん。走ってるのも美しい。違う。そうじゃない。


「私の父を連れてきました!」


「大丈夫ですか?家まで運びます!」


「ありがとうございます。よろしくお願いします。」


よし、これでひとまず安心だ。


ただ、ひとつ解せない。


なぜ俺がおっさんにお姫様抱っこされないといけない。


出来れば、本当に出来れば、お姉さんにも肩を貸して欲しかった……


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