ヒガンバナ
ヒガンバナの花言葉は『悲しい思い出』
今年も真っ赤な花が咲いた。
耐えられない痛みにも慣れればいい
吐き出したい苦しみにも慣れればいい
逃げ出したい恐怖にも慣れればいい
狂わしい程の鬱屈にも慣れればいい
埋まらない孤独にも慣れればいい
あれから何度真っ赤な赤い花が咲いただろうか
もう思い出せないほどの時間がたってしまった
君はこの花が好きだった
君がいたときは一緒に僕もきれいだと言っていた
こんなことになるなら
もっと
僕の気持ちを伝えておけばよかった
殺したいほどの後悔と
真っ赤に咲いたヒガンバナが
僕の胸に咲いた。
『再開」といったものもあるらしいです。