メスへの昇格
「あれ、無くなってる」
俺どうなったんだ。
ま、まさか……
俺のナニが……
「おっほほほほ」
ひげの生えた男性がこちらに気づいたようだ。
「お前がやったのか?」
ここは天国かのように、雲の上に立っていた。
「なあに、お前さんのちんこを切ったまでじゃ」
「あはははははははh」
天使たちは笑っている。
なんで、なんでこんなことに……
「おまえさんはTSものを知っているか?」
「異世界に行ったり、女性に変身をすること?」
「そうじゃ、鏡を見ていろ」
そうして、鏡を持っている、彼の手元を見た。
ドキッとするほど、男の手をしていた。
「わあ!!こんなに美少女になるなんて!!」
「そうじゃ、おまえさんはこれから現実に返す」
「異世界に行けるわけではないのか?」
「ああ、シナリオが変わってしまった」
ひげをさするその姿に……
ぐちゅぐちゅしてきた。
もわもわする感覚。
「おっほん、現実にもダンジョンはある」
「ああ、この前ニュースであったやつか」
そうなのだ。
危険なダンジョンが世界中にあると言っていた。
「では、よいハンターライフを、とその前に……」
「何?」
「スキルコマンドを教える『ステータス』と言いなさい」
「ステータスッ!」
ふつうのRPGのステータスだ。
「ふつうじゃろ?」
「はい」
「スキルを見てみろ」
「はい」
☆海を渡った富士山のような力☆
「おほー」
「そうつよい」
「ではさっそく」
「アレー! 水星までぇええええええええ」
神様は飛んでいった。
「テレポート」
◇ ◇ ◇
「い、家に帰ってきた」
しかし配信がしたい。
俺の姿はどれくらいだろうか?
大急ぎでパソコンを開く。
配信スタート!
「金玉汁三百点の出来だな」
「オホー!!」
「アルセイル君の彼女?」
みんながコメントしている。
「まって、じょぼじょぼしてあげる」
そうしてASMRをしてみた。
「いくいく」
「種種種種種」
「種種種種種種種種種種」
「種種種種種種」
「種種種種種」
「ファーwwwww」
そんなコメント欄。
「お、私ッ! ダンジョン配信者になるッ!」
俺と言いかけてしまった。
言葉は通じるだろうか。
すると、となりの部屋から、お母さんが呼んでいる。
「アルクッ! 何で出ないの?」
「あ、ごめん」
ん?てくてくと歩いてくる。
「アルクの彼女さん?」
「ああ、そうです! ごめんなさい」
「今日は泊まっていってね?」
「ありがとうございます」
そうして終わったのだった。
明日から、ダンジョンが楽しみだ。
コラーゲン畑で俺は小説を書く。




