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運命の相手は職業軍人さん
デッカイ輪っかをくぐり抜けると、そこは広々とした出入り口らしかった。
他の似たような人達が大勢出入りしていた。
戦っていた三人組は、そのさきの部屋、どうやらお風呂に向かっていった。
白い戦闘服を脱ぎ捨てて洗い物かごに入れれば、ごうんごうん!とどこかに衣類が自動で運ばれていく。
全裸になった三人がでかい浴槽の中に入って汗を流すーー
『みんなガタイいいなぁ~......』
その三人の中でも赤毛の短髪の男性の頭上に【↓コイツ】表示されていた。
どうやら私のツインソウル!だと言いたいらしい。
私はなぜか?一目惚れする魔法にでもかけられていたのだろう。お目目ハート状態だった。
いま思い返すと【ナイ】よねぇ~......
心不全で三途の川をうっかり渡りかけた非モテババアの妄想乙だよ!
白いパジャマ?私服に着替えた三人はそれぞれ自室に戻るらしかった。
私の光景は赤毛の男性を追尾していたーー
自動ドアが開くと、ベッドと机と椅子、クローゼットしかない殺風景な部屋だった。
ノートパソコンでなにかカタカタ作業したら、さっさと寝てしまった。
気づけば、私もぐっすり寝ていたーー