登場人物(ネタバレあり)
【注意】ネタバレありの登場人物紹介です。
これを読めばとりあえず、第二章から読んでもだいたい大丈夫!
マリーア・アンノヴァッツィ(愛称ミミ)
ライトゴールドの髪、菫色の瞳。ムーロ王国のアンノヴァッツィ公爵家五女。思ったことがすぐに口に出てしまう。武道の名家の跡取りとして育てられたが、弟が生まれ跡継ぎの役目を降りることに。父親に次ぐ強さを誇っていたが、おかげで全くモテなかったので隣国ルビーニ王国へ留学。ドタバタとした騒動を経て、無事、王太子レナートと婚約。
レナート・ディ・ルビーニ
プラチナブロンドの髪。澄んだ空色の瞳。ルビーニ王国王太子。
臣下の前ではあまり笑顔を見せない謹厳実直な王子であったが、弟のためにアイーダとの婚約を破棄する騒動を起こしてしまう。絵に描いたような完璧な王子だが、実はどんくさく、なぜかやたらと力持ち。
アイーダ・アメーティス
ライトゴールドの髪、青い瞳。ルビーニ王国アメーティス公爵家長女。
国一番の淑女と言われるほどの美しい令嬢。遠縁のマリーアとは子供の頃からの仲良し。レナートの婚約者であったが、婚約破棄され現在は第二王子プラチドと婚約。堅物の兄がいるらしいが皆忘れがち。
プラチド・ディ・ルビーニ
プラチナブロンドの髪、碧目。ルビーニ王国第二王子。
いつもニコニコと微笑んでいる朗らかな性格。子供の頃からの想い人、アイーダと婚約できた。マリーアのすべてが笑いのツボ。
ライモンド・チガータ
濃い茶髪に茶色の目。メガネ。ルビーニ王国チガータ侯爵家長男。
常にレナートを一番に考える優秀な側近。気配をさせずにマリーアの背後に立つことのできる数少ない一人。
ロザリア・ピノッティ
くるみ色の茶髪を巻き髪にしている。ルビーニ王国ピノッティ侯爵家長女。
長年、王太子の婚約者の座をめぐってアイーダに嫌がらせをしていた。現在はマリーアに嫌がらせをしているつもりだが、そのツンデレっぷりに周囲はもうメロメロ。
イレネオ・マルケイ
プラチナブロンドの髪。ルビーニ王国マルケイ侯爵家長男。
母親が王姉で、レナート、プラチドのいとこ。見た目はレナートによく似ているが、性格は超テキトーで楽天家。女性が大好きで浮名を流しまくり。何度痛い目にあっても懲りずにマリーアにちょっかいをかけている。年のことには触れないでほしい。