13:弾薬共通化
レイト司令本部に報告書を提出後にて。
「司令長官。ちょっとお話があります。」
俺はある提案をするために廊下にいた司令を呼び止めた。
「なんだい?宮道くん。急ぎの内容かね?」
「以前から気になっていた事なのですが我が軍の歩兵は弾薬を共通化してありません。そこでなのですが弾薬の共通化をしてみてはいかがでしょうか?」
「確かに我が軍は弾薬が兵によってバラバラだ。それについてなのだが…」
「何か問題でもあるのでしょうか?」
「どうしてもライフルの統一化と訓練とコストが掛かるんだ。」
確かに、弾薬の統一化によるコストと訓練は時間が掛かる。だがそれ以上にメリットはある。
一つは弾薬の共通ができる。これにより最前線の兵は弾切れに悩まされることが無くなる。
もう一つはライフル同士の共通ができる。ライフルの動作不良による問題を解決できる。
これらを伝えたいのだがどうすればよいだろうか………
「そうだ、宮道くん。5.56mm、7.62mm、この2種類でトライアルをしてもらいたい。そうすれば適切な弾薬、ライフルを全て決めることができるではないか。必要なものはこちらで揃えよう。使用するライフルはそちらで決めてもらいたい。」
「わかりました司令。」
トライアルか…
トライアルとは決められた弾薬でライフルのあらゆるテストをするものである。これにより次期主力ライフルの選定を行うことが多い。
「っというわけで司令に次期主力ライフルの選定テストについて相談したのだが………アリア、何か提案はある?」
ハンガーで車両整備をR74式戦車を整備しつつアリアに質問した。
「そうだな。私としては7.62mm弾を使用するG28。5.56mmを使用するG36を提案として出したい。」
「アイラは何か提案はある?」
「私は7.62mm一択でAk47かなぁ。」
「俺からの提案は5.56mmでM4a1mws、7.62mmでM16a4を提案したい。明日には全員の意見を司令に伝えてみたいと思う。」
作者の綿もてぃです。
お久しぶりです。最近投稿すらできなくて申し訳ありませんです!
リアルが忙しかったり、気力が尽きてたりついには存在すらほとんど忘れてたり。
やっと再開する気力が戻ってきましたのでこれからは別の作品も作りながらやっていこうと思います!
これからもよろしくお願いします!