表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

イマゴロセツナ 詩集

パラボラアンテナ少女 ユメミクル

作者: keisei1

 パラボラアンテナが受信した 君の心


 誰に伝えるでもなく 誰に送るのでもなかったのだけれど


 僕には届いたんだ



 君は男の子がニガテで いつも俯きがちで


 話そうとしても 警戒心全開でNGだ



 僕がそっと手を差し伸べても 君は冷たい顔だ


 嫌いなのかな? でもそうでもないような 



 落ちる彗星は 君と僕の宇宙を巡り 声をあげたよ


 君が伝えようとした想い パラボラアンテナは 受信しました


 「本当は話をしたい」



 君は伝えるのがニガテで 口をつぐむことが多い


 夢見がちなので 普通と平凡はNGだ



 僕が遠慮して避けてみたら 君はやっぱり冷たい顔


 嫌われたとしても でも何か引っ掛かるよ



 流れる星は 君と僕のブラックホールへと 飲み込まれ


 暗い気持ちに沈んでも パラボラアンテナは 受信しました


 「本当は少しずつ」



 パラボラアンテナ少女「ユメミクル」は


 その秘めた想いの 可能性 奇跡にでさえ 気づかずに


 下を向いて とりあえずは大好きな二次元キャラを描くのでした


 ただ ただ 僕は



 パラボラアンテナ 君と僕をつなげたはずだけれど 壊れいく


 僕はアンテナを直そうと 必死に叫ぶよ けれど受信出来ない


 「ガガガ…… ガガガ… ピー」



 けれど



 周る流星 僕と君の世界を渡り 届けるよ


 君の本当の言葉を 僕は受信しました 


 パラボラアンテナ少女「ユメミクル」の声


 僕はただ聴こえた 君の一言 「ありがとう」



 電子音に合わせて奏でられたメロディー


 世界の片隅を越えて 夢の国へ


 そこで パラボラアンテナ少女「ユメミクル」は


 とある男の子 「僕」と幸せに暮らしたといいます


 

 ほら 二人の行く先に ヒカリが瞬いたようです


 では

 







評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ