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【詩集】射してくる夜明けの光

【詩】よりそう詩

作者: につき

頭を抱えて、

眉間にしわを寄せて、

苦痛と苦悩に満ちて、

一つの詩を読みこむ。


難解な言葉を連ねて、

あるいは

難解な表現を重ねて、

最後に全て崩してしまう。


理解を強要し、

気に入らぬ批判を懲らしめる。


高遠な知識をひけらかし、

無邪気な意見を殺してしまう。


現代詩が

そんなものであれば、

インテリの玩具でしかない。


もっと、

ふんわりとして、

やさしくて、

あたたかみのある、

よむ人のための詩でありたい。


しとしと降る春の雨のような。

おだやかに射す夕陽のような。

きぼうを思う暁の光のような。


分かりやすく

沁みてきて、

こころのいちぶに

なるような、

もとめるこころに

よりそう詩でありたい。

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― 新着の感想 ―
[良い点] そんな作品をつくりたいものですねo(^-^)o 私は、最近ふんわりした詩がかけなくて自分の心の中に硬まった部分があるように感じています。 他作家さまのふんわり優しい作品を拝読するたびに…
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