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サスカッチ

世界は異常気象や人々の争いによって荒廃し、規律や文明さえも完全に破壊されていた。
その荒野を我が物顔で跋扈(ばっこ)する者はまさしく強者であり、暴徒や喧嘩師たちが少ない資源を奪い合う地獄の惨状こそむしろ通常だった。
そして、弱き者は怯えて身を潜めるか、彼らの奴隷になるしかない。

しかし、そこに一筋の光が差した。

その者は猿人、ビッグフット、サスカッチなどと呼ばれ、確実に暴徒の数を減らしていると言われている。
そして弱き者の間ではヒーローとして崇められるようになったが、誰一人としてその者の姿を見た者はいなかった。
猿人は強者の前にのみ姿を現すのだ。

物語の始まる場所、火炎区を支配する<暴王ブルータル>は暴徒を力で支配し王者のように振る舞っていた。
ある時、この世で最も美しい<少女マデリン>がブルータルの奴隷として献上される。

その美貌に導かれてか、暴王ブルータルの根城に伝説の猿人が殴り込むのだった。

猿人、彼は神の使いか、はたまた精霊か?
今、混沌の世界に救世主の伝説が誕生しようとしていた。
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