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初めての発明

現在、俺がオークに転生して125日が経過した。

 正確には、125日と9時間42分36秒である。

 何故ここまで正確に断言出来るのか?それは、俺が作った時計によるものだ。

 この生活に俺は慣れてきてずっと研究できて最高だ。

 普通にスキルの獲得や『進化』が普通に行われている訳ではないようで成長を神が認めた際に、まれに獲得出来る事があるのが"スキル"らしい。"進化"など、それこそ普通の人には縁のないものなのだそうだ。

 まあ解ったような解らないようなあやふやな感じだ。

 この世界では魔素の薄い地方の魔物の方が凶暴で強いらしい。普通は、魔素の濃度の濃い方が魔物の強さも上だと思うけどな。

 そういえば俺の能力として


 思考加速:通常の1000倍に知覚速度を上昇させる。


 解析鑑定:対象の解析及び、鑑定を行う。


 並列演算:解析したい事象を思考と切り離して演算を行う。


 の三つがある

 オークのバカさをカバーする形であるんだろう。知らんけど

 実際には、この世界の俺の一度触れたものの情報開示が可能。

 つまりは、一度触れる必要があってそれを見たら解析可能な能力という事…だ。


 といっても解析する物もそこまででも、さっき草の解析うまくいかなかったんだよな

 というわけで、早速実行。



《テヒポク草:回復薬の原材料。魔素の濃厚な場所に繁殖。

       草の汁と魔素を融合させると回復薬になる。

       葉をすり潰し、魔素と融合させると傷を塞ぐ軟膏になる。 》


 俺は早速、回復薬と傷薬の作成を実行した。

 解析には1秒もかからなかったし、作成にも10秒もかからずに一つ出来た。

 解析したら"上品質"となっていた。

 満足出来る出来栄えなのだろう。

 生えている中には雑草も混じってはいたが、ここに生えている草はほぼテヒポク草のようだ。

 いざという時に備えて、ここにある草を全て刈り取りボックスに収納を開始した。


 そこで水源を見つけ飲み水としても水風呂としても活用できる池のようになってた。


 そこで水を大量に集め、ずっとそこに貯めておいて蒸発を利用して無限に走れるはずこれで移動すれば新たな移動手段が確保できるんじゃない?

 思いついたら即実行。他にする事もないし、

 

 そして、4時間で完成しすぐに発進 ドゴン と、加速感が身体に掛かり、これこそ空を飛んでいるのかという勢いで機体が前方に撃ち出される。

 思いついたら即実行?馬鹿か!安全確認は基本だろ!

 とは思ったけど研究、開発が楽しすぎて忘れていた。

 いつまでこの加速感が続くのか。

 そう思った矢先、


 ドン!ボヨン!!! ゴロゴロ、ズドン!!!


 墜落してしまった

 しかし、自己再生機能が付いているしまた飛ぶことができるようになるはずだ。


 乗り物の一部が削れていた。そして、しばらくすると序々に元の体積へと戻っていく。

 どうやら、ダメージを受けた部分をごっそり解析と修復を行なった模様。

 なんて便利な機能なのか……今度、どれだけ減らしたら行動不能になるのか実験してみるか。といっても、危険な事になる予感しかしないので、程々にしよう。


 何にせよ、身体の10%程度の損傷と言えば重傷だと思うのだが、10分程度で回復可能な事が判明した。

 今度、ダメージを受ける事があったら回復薬を使ってみよう。

 

 その乗り物に乗りここはどんな場所なのか確かめにいく。

 機体の具合が元通りになったのを確認して、辺りの様子を伺ってみる。


 俺は慎重に行動を開始した。

 最近、慎重と言う度に危険な事態に陥っている気がするが、きっと気のせいだろう。

 そう思ったのが悪かったのだろうか……


 「グルゥ〜」


 何か聞こえた。





ステータス

 名前:島坂透

 種族:オーク

 称号:なし

 魔法:なし

 スキル:思考加速、解析鑑定、並列演算


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