初めての地
ここはどこだ?
俺の名前は、島坂透。24歳の異世界に転生してきた男だ
路上で友達を、通り魔らしき奴から庇って刺されたんだった。
覚えてる。
大体、俺が慌てた事なんて、予定より遅れた時くらいのものだ。
周りを見回して、気づく。人間じゃない。
ん、見た事あるなオークってやつか?
混乱する。
オイ、ちょっと待ってよ。
そんな馬鹿な事を言っている場合ではないぞ、ヤバイんじゃない?
どうなってんだ?
でも、オークの体も快適だな。
オークって頭悪いんじゃ、でも前の世界から知識は引き継がれているのか
居心地いい空間にいるな
おっ、こうやってステータスを見れるのか
俺はどうやら、一個クラスが上のオークに転生したらしい
とりあえず、この洞窟?から出ないとな
っていうか喋れないんだよな
やっぱり体はオークなんだな
自分がオークだと、嫌々ながらも認めてから結構な日にちが経っている。
まず最初に心配したのが、食事だった。
オークの身体が空腹を感じるのか試してみることにした。周りの様子を確かめながら移動し、草が群生している場所を発見している。
なぜ洞窟に草が生えているのか気になって研究者でもあったため研究を初めてしまった
しかし、モタモタできないため一旦10個くらい取って歩き出す
というか、最初の草のすぐ傍にあったのだ。いざとなればこの草を食べる事が出来そうだし、水分は草の汁で何とかなりそうだった。すぐ傍にあったのは幸運だった。でも体は強いため移動では苦戦しないから少し楽だ。
洞窟で石を掘ってツルハシなどを作りそれでもっと削っていきスマホみたいなものを汚いが作ることに成功
でも、気になったのが今まで全く他の生物の気配を感じない。
オークと言ったら雑食かなでも肉は食べたいよな
でもおかげで、命の危険を感じる事なくこうして無事に生きている。
しかし、お腹がどんどん空いてくるから一旦さっき取った草で少しマシにする薬を開発
何日経過したかわからないけどだいぶたった気がする
ずっと開発した薬を飲んでる。
暇つぶしがないし出られない。
今では、草を分解し成分がより分けられて蓄積されていく様子を見たり研究してる。
そこに何の意味があるかと問われれば、意味はないのだが。
何かをしていないと、狂ってしまいそうなだけだ。
ここ最近で慣れてしまった、分解や研究を繰り返す。
神が与えてくれたのか解析能力がある。取り込んだ対象を解析・研究する能力だ。作成可能アイテムを創造する。
ステータス
名前:島坂透
種族:オーク
称号:なし
魔法:なし
スキル:解析