エスタ 出会いの追憶 その2
「かぁああ〜〜〜〜……きもっちぃいいいい〜〜!! 最っこうだなぁ〜ここの風呂はぁ〜〜〜〜!!」
「あら、バニングさんったら嬉しいこと言ってくれるねぇ。ここトトヤの湯はこの山から厳選した1等地、ならぬ1等湯! ですから! 最っこうなのは当然ですけど」
「おお! ローナさん! いつの間に! いやぁ~もう、ずっといちゃおうかなぁ〜なんて! ローナさんみたいな絶世の美女もいることだしなぁ! ワハハっとぉ!!」
「なっ、なに言ってんだい。絶世の美女なんて……そんな、言わずもがな当然のことを……うふふ」
バニングの部下複数人とローナさんを中心とする談笑が、トトヤの露天風呂内で繰り広げられていた。俺は隣で惨めに掃除番だ。今は岩の隙間をごしごしと磨いている
あのさぁ、早く帰れよ。うん。帰れ帰れ。一刻も早く立ち去れ。なにローナさんと楽しく談笑してんだよ。俺のポジションだぞそこは、わかってんのかこいつ。しかも、一度ローナさんに許されたからって、全裸を見せることに抵抗がなくなってやがるし。
ローナさんもローナさんだ。失礼こかれてるのに、なんで楽しそうなんだ? 意味わかんねぇ。
そりゃ仕事柄男の裸なんてへっちゃらなんだろうけど、それは俺みたいにある程度の付き合いを経た後に、相手の了承を念入りに確認して、やっとしていい無遠慮だろ? 知り合ってもない人間が平気な面してやっていいことじゃないんだよ。
ローナさんが気遣って大丈夫なふりをしているだけだとしたらどうする? その配慮の欠片もないフルチンが、今この瞬間にもローナさんの心を深く傷つけているとしたらどうする?
というか、背中ぐらい自分で洗えやさっきから! ローナさんに洗わせるな! ああもう、我慢の限界だ。やってやる。
「おい。隊長様。そんなに痒いなら俺が洗ってやるよ。ほらほらっ!! どうだ? 気持ちいかぁ!?」
「いだだだっ!! 何すんだこいつ!! 背中の皮ごと剥がれるわ!」
「エスタぁ!! あんた何やってんだい!!」
掃除用ブラシでスタッドの背中をめいいっぱいシュコシュコと擦ってやった。目論見通りアホみたいな間抜け声をあげ、滑稽極まれりだが、まずいな、ローナさんの顔が思ったより説教モードだ。ここは一時撤退か?
「へっ! ざぁまみろ!! あんまりローナさんに迷惑かけんなよな! というか早く帰れ!」
「あっ! エスタ! あんたどこ行くんだい! 謝りな! 私たちの命の恩人に!」
「ローナさん! 俺もう掃除終わったからいつものところ行ってくる! 明日の朝には帰るから!」
返事を聞かずにトトヤを出て目的地まで走る。スーダス団だったか? 残党がまだあたりにいるそうで、ローナさん同意の元、バニング・スタッド一行はトトヤをしばらく活動の拠点とすることになった。
ローナさんめ。元はと言えばあいつらが連れてきた野盗共だろ。それを命の恩人って、少しは全身青痣だらけになった俺の気持ちも考えて発言してほしいぜ。ほんと面白くねぇことになった。
「はぁっ、はぁ、はぁあ〜〜!! もう無理っ、っつはぁ〜、げっ、限界だぁ〜」
乱れきった呼吸そのままに盛大に地面に転がり込む。そのまま天を仰いだ。快晴も快晴。雲ひとつない青空だった。
「自己ベストには届かずか、序盤でちょっと勢いつけすぎたかな」
俺は頑張っている……よな? 常識的に考えてさ。目的もなくのほほんと生きてる手下共と違って、毎日こうやって自分を鍛えているし、今日だって倒れるまで走りきった。
“じゃあなんでしばらく自己ベストから遠ざかってんだよ”
……うるせぇ。そういう日が続くこともあんだろ。なんか調子出ねぇんだよ最近。身体のせいだ。俺の意思が弱いせいじゃねぇ。
“言い訳だろ。思い返してみろ。体調のいい日もあったろ? その日お前は何をしてた? 半端な努力の結果が招いた停滞じゃないのか? 今の現状は”
……だからうるせぇって。他の奴らよりは頑張ってんだろうが、あいつらなんか、今日も賭け事だーとか言って、遊びほおけているんだぞ。それに比べりゃよくやってんだろうが俺はよ。
“雑魚と比べて優越に浸ってんじゃねぇ。そんなぬるま湯に浸かってるから負けたんだろ。あいつの強さを見たよな? ブラシで擦った時に嫌でも感じたよな? 岩盤みてぇな体幹の強さを。まさに常人ならざる努力がもたらした、甘えなど、妥協など、己に一切とて許さず鍛えたあげた至高の肉体だった。お前なら分かるはずだ”
…………やめろ。
“ローナさん、あいつにちょっと気があるみたいだったぞ。どうする? もしあいつが独身だったら。まぁ歳も近そうだし、お前よりかはお似合いの2人か”
………………やめろ!!
“どうせ今日も逃げ出すんだよお前は。目の前のやるべきことから、色々理由をつけて。あいつどころか、過去の自分にさえ勝てないのがお前だ。違うか? スタートラインにすら立ててないんだよ客観的に見て。ほら逃げろよ。逃げ出せよ。調子悪いっていつものセリフを言って寝ちまえよ”
……………………やめろって言ってんだろうが!!
やめろって言ってんだろ…………。
俺はこの場を訓練場と名付けている。トトヤからちょっと行った先にある平らな場所に、木々をきり倒し土壌を整えて作った平場だ。薪や建築などに使用する木材をこの場所から優先的に消費することで地道に作り上げた。
身体を鍛える様々な自作の器具が置いてある。数えるのは重さと回数。重ければ重いほどいいし、回数を重ねれば重ねるほど偉い、当然両方の高水準を目指しながらそれは行う。
「ひぃ〜〜もう無理! これ以上やったら絶対怪我する。いってぇ〜……ってか……これ……もうやった? なんか、関節から変な音が。大丈夫だよなこれ。大丈夫なんだよなこれ。曲げるたびポキポキ鳴るけど」
まぁ、曲げることはできるから、炎症程度だと願いたいが、
「はぁ~……ここまでやって自己ベストに届かずか、今日は良い自問自答ができたから行けると思ったのに。そう都合よくいかねぇか。過去の俺、頑張りすぎだろ〜超えらんねぇって〜お前の壁〜」
ただ、直近の自己ベストは超えた。過去の自分を超えられないのは、昔の自分が頑張ってた証しでもあるので、総括すれば、うん、今日は良い日だろう。このまま手を抜かずに頑張り続ければ、いまだ見ぬ景色だって見えてくるはずだ。
「おいおい、もう終わるのか? ずいぶんと余力を残して終わるんだな」
お呼びでない厳しい方の自分の声。はいはいそうですね。えらいえらい。勝手にやってろ。今疲れてんの。もうお前と話す気分じゃねぇの俺。
「お前が作ったのか? いい場所じゃないか。トレーニング器具まである」
「げっ……バニング・スタッド!! お前どうしてここに!!」
俺の心の声じゃなかったのか。いつの間に背後に。
「やっと気づいたか。結構前からいたぞ。あ〜あと俺のことはバニングさんって気軽に呼べ。部下もそう呼んでる」
「おい、勝手に触んな!」
「もっと重たいのはないか? 俺もトレーニングがしたい」
重い? 言葉に反応するように俺は資材置き場の小屋に目線を動かしてしまった。バニングはそれをみて静かに歩み始める。
「おい!!」
「この場所をもっと広くしてやる。器具も後で新調する。種類も5倍増やす。それでいいだろ? 山の中だと集団での訓練が難しくてな、困ってたんだ。使わせてもらうぞ」
小屋に入ったバニングを追うため、地に這いつくばる身体を強引に引きずって追った。
「勝手に入るな! それに、そこには遊び半分で作ったやつしかねぇ……よ!?」
脳が一瞬理解を拒んだ。時置かずして出てきたバニングの、片手に持った物に対してだ。
「うそだろ……それ……」
俺が作った剣、もはや刀身がおかしなことになってる、ふざけ散らかした極太の木剣……じゃないか。こんなの棍棒じゃないですか、と過去に手下の1人に笑われたやつ。
「持ちにくいなこれ。後で削っていいか?」
「なっ……なんで持てるんだよ……ひゃ、100キロはあるんだぞそれ。にっ人間かお前ほんとうに……」
「俺がエルフ様にでも見えるのか。言っておくが、ディエゴ様はこれの……いや、トレーニング前だ。アレの話はやめよう、心が折れる」
やめろって言っても聞きやしなかったので、俺はただ黙ってバニングのトレーニングに励む姿を見るしかなかった。
どんな偉ぶったトレーニングをするのかと思えば、意外にもバニングは泥臭い姿をさらし、滑稽に見えるほど歯を食いしばって、ただ回数と重さを純粋に高めていく行為をこなした。
直向きに、ただ一心に、がむしゃらに頑張るその姿は、怖いくらいに、俺のなにかを揺さぶった。
「おい、エスタ。いつまで休憩してる気だ? こっち来いよ! 一緒にやろう!」
「え……? いや……俺もう今日のトレーニングは終わってるから……」
「いいや、お前はまだやれるよ。限界じゃない。顔見りゃ分かる、伊達に隊長やってないんでな」
「いやいや、もう限界だって俺! 今からまた身体動かすなんて、そんな、やったことねぇよ。絶対怪我するって!」
言って思った。ずいぶん情けないことを言ってしまったと。バニングの呆れるような表情がそれを明確に伝える。
「怪我だぁ〜? そんなもん怪我した後に考えろ! 俺は毎回そうしてる! それに怪我は悪いことばかりじゃねぇ、負担がかかっている箇所を知る最短の道だし、怪我してるところ以外を鍛えるチャンスでもある! むしろ怪我しろ!」
「……なっ、なんだよそりゃ……お前の暴論だろそんなの……普通の考えじゃねぇって……」
「普通か……ワハハハ! じゃあそこで見てろエスタ。ちょうど今1セットが終わったところだ。俺はあとこれを30回繰り返す」
「……はぁ゙あ゙!? さんじゅう!!」
聞き間違いか? いやあの顔、自信に満ち溢れる熱血漢を絵に描いたようなあの不遜な顔、本気だ。本気でやる気だ。100キロの重さを多岐に使った、はたから見てもしんどそうな、見る者を感服させるトレーニングだった。それがただの1セット? バカげてるだろ。
バニングは俺の内心の動揺なんてつゆも気にせず、2セット目とやらに突入した。最初の頃にしていた。剣の素振りに入っている。
今だってめっちゃ強いじゃねーかお前、なんでそこまでして……なんで……。
融解する。溶けていく。バニングが発するとてつもない熱量にあてられ、俺の中の何かが崩れていく、原理はわからない。けど……胸をすくような心地よさが、身体の芯から全身へ広がっていた。
妙なことが起きる。やけに身体が軽くなった気がする。ひざに力を少し込めるだけで、勢いよく立ち上がる姿が容易に想像できた。どうしたんだ俺、さっきまで限界だったはずだろ。
目眩がする。吐き気がする。骨が折れる。気絶する。死ぬ。
まだ行ける。
案の定、容易に立ち上がることができ、トレーニングを再開した俺から出る弱音を、言葉ひとつで対処していくバニング。
まだ行ける。って、最初はムカっときた無責任なその言葉も、くじけそうになるたび聞こえてくれば、ああ、俺を元気づけてくれてるんだなって、嫌でもわかった。
気づけばすっかり夜になっていた、トレーニングはまだ続いている。まだ、限界じゃないらしいから。
「ぶぇっぷ! なんだ、水!?」
「湯だよ。走るついでに汲みに行った。さぁ、起きたならやれ、まだ行けるぞエスタ!」
いつの間にか気絶していたらしい。気付け代わり湯でたたき起こされ、全身びしょ濡れになった。
「まだ行けるのか……俺は?」
「ああ……まだ行ける」
「そうか……わかった……」
不思議と受け入れられた。意識が朦朧とする闇のなかでも、まぶたの裏に焼きつくような強い光があれば、旅人は行くべき場所に迷うこともない。
それから何度も水をかけられ、何度も涙が頬を伝って、
「おはようエスタ。よく頑張ったな」
夜が明けていた。
「なんで……いるんだよ……野宿でもしてたのか……」
「俺がやれって言った手前、置いて帰るのも忍びなくなってな。目ぇ覚ますまで待ってた」
「……もう指一本動かねぇぞ……言っとくけど……」
「ワハハハ!! だろうな!!」
溌剌とした笑い声が朝霧の降りた山に響く。元気だな、俺と違って。あれだけ動いていたのに。
よく頑張った、などと言われる資格がないぐらい、俺の方は最後歩いてるだけの時間もあったってのに。差がすごいよ。
「帰るぞ。エスタ」
「!? ちょ! なにをっ!」
「ローナさんが心配する。明日の朝に帰るって言ってただろ?」
差がさらに広がった。有無を云わさずのおんぶ。あきれた体力だなほんとに。
「こんなに頑張れたことねぇかも。俺」
「これが……限界……ってやつなんだな。知らなかった」
心の声がそのまま口に出る。ありがとうという、照れくさい言葉まで出てきそうだったから、それは何とか飲み込んだ。
「なんだ、初めてだったのか? 年の割に利口な生き方を選ぶやつだな。もっとバカになれよ! 俺みたいに! ワハハ!」
「非常識すぎるんだよ……その……バニング……さんは」
「なんか……色々と考えてるのが馬鹿らしく思えてくる」
勝手に自分で自分の周りに壁を作って、不自由だと喚いているような滑稽さを感じるんだ。あんた見てると。
「いや? 常識、当たり前、それらを重んじ、考えることは人生においてとても大切なことだぞ? ただそれに、熱を上げることを阻害されているようなら、身の振り方を考え直す必要があるって話さ」
「……熱?」
「……やることを限界まで遂行する力のことだ」
心の中に再び靄がかかる。確かにバニングさんの言う通りかもしれないけど、そんな簡単な話じゃないだろう。わがまま、自分勝手、そう冷笑されるのがオチなんじゃないか? その熱ってやつはさ。上げたところで……誰にも認めてもらえない、孤独なものだ。上げきれないよ。そんなの。
「バカでいいんだよ。たいていのことは、限界までやる必要はねぇんだから」
「笑われてもいい。俺はなエスタ。俺がもつ非常識をみんなに認めさせたいんだ。それが俺の人生の熱になってる」
「ディエゴ様を超えたいんだよ俺。エルフを超える人間になりたい」
バニングのあまりの常識外れの言動に、出そうになってた涙が、引っ込んだ。
「ぷっははっ……ぶふっ……え……エルフを超える? 人間が!? ぷふふっ、あっありえねぇってそれは! いくらなんでも! あははっ!」
「ワハハハ! 笑ってくれこんな非常識! バカげてるだろ?」
小刻みに震えることで、まだ俺が笑っていることは身体を通してバニングに伝わっているだろう。
笑っちゃいけないのはわかってるけど、なにを言われたってこんな空気で笑うつもりはなかったけど、それだけはないだろう。面白すぎるぞこの男。
「でもな、だから頑張るんだよ」
「自分の非常識を認めさせる唯一の方法。それが努力だから」
「アホほどの努力だ。やってやってやる。朝も昼も晩も一生をかけてやる。それでやっと、認めてもらえる」
「たかだか、ひとりのバカな夢。それを世界が認めてくれる」
身体の震えは止まっていた。
そうか、だから俺は苛ついていたのか。日々の自分に、それになりたいと思っても、至らなかった半端な自分に。
もしかして、俺のクソ真面目さってコンプレックスからきてるのかも。だとしたら、もうそんなものに、こだわらなくていいのかな?
未知の感覚。知らない感情。あるはずの不安はそこにはない。あるのは、新しい自分にワクワクする好奇心と、ピピリとした緊張感だけだった。
「あ~、今からちょっと冷めること言うが、あ~気にしないでくれ、悪気があって言うわけじゃない。部下たちにも言ってる」
「人から与えられる熱ってのはすぐ冷める。だから、お前はお前だけの熱を見つけろ」
「できれば長持ちするやつがいい。死ぬまで燃え続けるような熱を」
「お前はこの人生のなかで探せ」
頷いた。静かに。何度も。おぶられてるから伝わりはしないのに。
目の前には大きな背中がただあった。か弱き命たちが拠り所にする、まるで大木のような包容力を備えた力強さを感じた。
「あら! エスタ! どうしたんだいあんた! まさかまたあいつらに!!」
「ああ違う違うローナさん。ちょと色々あってな、ワハハハ……」
トトヤに帰って一声、ローナさんの血相抱える声が響く。ローナさんがバニングさんを怪訝な目で見始めたのを察し、俺は疲れ切った身体にムチを打って、意識をはっきりと呼び戻させた。
「バニングさんって、独身か?」
「バニング……さん? エスタあんたどうしたんだい……昨日まではあんなに……」
「急だな!? 俺はまぁ、今は独身だが……それがどうした?」
「だってよローナさん! 良かったじゃねぇか! お互い独身同士で気が合いそうだ!」
「なっ……何言ってんだい、あっ、あんたって子は!」
「おいエスタ! お前ローナさんに失礼だろ!」
俺はここで最後の力を振り絞り、バニングの背から飛び降りた。
「あっ、おい! どこ行くんだエスタ!」
「バニングさん! 賊退治、絶対俺も連れて行ってくれ! 訓練とやらも! まぁ断ってもついて行くけどな!! じゃあ!」
これでいいんだ。これで。別に諦めたわけじゃないけど、ローナさんのことを思えばこれが最善。バニングさんなら、もっと俺より幸せを用意してあげられる。男としてのグレードが高いから。今の俺じゃあ、あまりにひよっこがすぎる。
「行っちゃったよあの子……それにしても、ずいぶん仲良くなりましたねバニングさん。どうやったんですか? なかなか人に心を開く子じゃないのに」
「いやいや、まっすぐで素直な子でしたよ。とても頑張り屋な」
「ふふっ……そうですか。バニングさん。朝食の準備ができてますけど、どうなさいます? 先にお風呂に入ります?」
「そうだなぁ。先に風呂かな。汗をびっしょりかいてしまった」
「わかりました。では、お背中お流ししますね」
「そりゃ助かる! 至れり尽くせりだ! ここに来てほんとうに良かった! ワハハハ!!」
小高い木に背中を預け今日も快晴な空を見る。昨日見た空よりもその青は澄んで見えた。
手を空に向かって硬く握る。
知覚した世界の形。色々と考えることは多いけれど、
「さぁ! 今日も頑張るか!」
きっとどんな凄いことを成し遂げた奴でも、こんなありきたりな掛け声から、1日は始まるのだ。




