表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
<R15>15歳未満の方は移動してください。
この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

ナチュラリー・ポータブル プロローグ

作者: 白馬奏汰

「おにさんこーちら」

「あ、まてまて〜」

「あはは、にげろ〜」

僕は、結城永和。2024年8月26日生まれ、8才。

今日は夏祭りだ。

今、友達の透真くん、架流くんと鬼ごっこをしている。

「...」

僕は、ふと追いかけるのをやめて、少し先にある壁を見つめる。

この世界の端っこには、白い壁がある。

エイト帝国の誰が何をやっても壊せない、壊れない壁。

僕らはこれを、「障壁」って呼んでいる。

この先に何があるんだろう。

と、僕は考える。

「...目が、痛い。」

僕は、目が痛いことに気がついた。

思わず地面に座り込む。

目が熱い、言葉も出ないくらい痛い...

「どうし...の」

「だい...ょ...ぶ?」

【SYSTEM ERROR】

目が破裂する...!?

「うぁぁあああああああぁあああ!!!」


ぐちゃっ


一瞬、目の感覚が無くなって、前が視えなくなって、破裂する音がした。すぐに感覚は戻って、前が視えた...けど、それと同時に、

パリン!!

僕は障壁の方を見た。

「壁が砕けていってる...」

辺りが一気にざわつく...

「ぐっっっっっっ!!!!」

架流くんが怪しい人に首をしめられてる!

「架流くん!」「架流っ!」

次の瞬間


ぐちょ


「っ...!!架流くん!!」

架流くんの首が...

透真くんは、絶句して、吐きそうになっている。



だが、そんなことはどうでもいい。

僕は、この怪しいヤロウが許せない...!

僕は、怪しいヤロウに殴りかかる。

「フッ...遅いな。俺の足元にも届かん。」

っ...かわされた!?

「お前!」

「俺の名は、カイサン・キサラギ。仇を取りたければ、イレブンへ来い。」

「待て!」

カイサン・キサラギと名乗った男は、消えてしまった。




これは、後から解ったことなのだが、カイサン・キサラギは、障壁の向こうの国、「イレブン王国」の王らしい。

僕は...


俺は、復讐のため、力をつける。

俺は、いつかカイサンに、架流がされたことと同じことをしてやる。


本編投稿は大分後になりそうです!

よろしくお願いします!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ