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【53】逆恨み

「僕も貴方には仕えませんし! 仲間も渡しません。

これ以上! 何かあるなら僕は仲間を守る為に戦います」


すると、声を上げる領主!!!


「ふざけるな!!! たかだか冒険者風情が一度らなず! 二度もでも、貴族に逆らうとはなんたる事だ!

これは、重罪だ!!! 私に従え!!!」


そう叫ぶ! 領主の足下を氷魔法で凍らせると……


「なら、お好きにぞうぞ! 僕達は、もう行きます。

文句があるなら追ってきてください」


そう言って、僕達は領主の元を立ち去ると……


「……何だこれは!!! 誰か!? 助けろ!!! 助けてくれーー!!!」


そう聞こえてきたが、シカトして村に戻った。



村に戻った。 

僕達は、お爺さんに領主の屋敷での出来事を話すと……


気にしなくていい。

そう言う人も居ると言う事を覚えて置けと言われた。


そして、今日は、お爺さんとお婆さんとゆっくりと家で夜ご飯を食べてると……ダンジョンの温泉へと招待した。


ダンジョンルームの事は、話してないが……

小さなダンジョンルームを用意して転送で向かうと2人に、日頃の疲れを癒して貰った。


温泉を気に入ってくれ! 2人が凄く喜んでくれたので良かった。


そして、その日はゆっくりと眠ると


次の日。


村が騒ぎとなっていた!!!


何でも、昨日! 僕達が領主を襲ったと言う噂が広がり……

どうやら僕達には、懸賞金が領主により掛けられていた。


その為に村人達は、こぞって僕の下へ殺到した!!!

僕は皆んなに説明をするが、懸賞金目当ての者は話を聞いてくれなかったので、どうしようかと悩んでいると……


文句を言って来る! 全員を紅姫がブッ飛ばすと! 一度、騒ぎは落ち着いた。


そして、皆んな顔を晴らしているので可哀想になり……皆んなにポーションを配ると!

紅姫が怒っていた。


「何で! こんな奴ら助けるのよ!!!」


僕は、やれやれと思いながらも……

昨日の事を説明して、Aランク冒険者なので領主の元で働けない事も説明すると!

紅姫の効果なのか皆んな素直に納得してくれた。


そして、村で平和な数日が過ぎると……


僕を捕まえる為に領主に雇われた傭兵達が現れた。(傭兵団とは名ばかりのゴロツキ集団! 盗賊かぶれ! そんな者達が……)


「おい! お前か……? 領主様に手を上げたって不届者は!!!」


「いえッ……手は上げていませんよ」


僕は、そう答えながら……今にも殴りかかろうとする紅姫を止める!!!

そして、傭兵達の足下を氷魔法で固定すると……


「こうして、動けなくしただけですよ」


すると、初めは


「何言ってるんだ? お前?」

 

などと言っていた傭兵達も自分達の異変に気づくと……


「何だこれ!」「動けない!!!」

「テメー! よくもやってくれたな!!!」


などと騒ぎ出したので、傭兵達に問う。


「あなた方は、僕を領主の命により! 捕まえに来たのですよね?

なら、僕も素直に捕まる訳には行かないので抵抗させて貰います」


そう言うと僕は、彼らに雷魔法(弱)! を

お見舞いすると……


「ギャァぁあーー!!!」 と全員の悲鳴が響き渡る。


僕が2発目を放とうと、すると!


傭兵達は、急いで命乞いを始めるが聞こえないフリをして2発目を放とうと、すると!


数人が泡を吹いて気絶したので、やめてあげた。


紅姫が、それを見て大笑いをしていると……

気絶しなかった傭兵達は恥ずかしそうにしていた。


なので、僕達にちょっかいを出さないと約束させると解放してあげた。

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