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【47】金髪とギャル

僕は急いで紅姫の元へと駆け寄ると……

皆んなも力尽きたのか? 次々と倒れていった。


確かに今回のダンジョンボスでは、致命傷となる怪我はしなかった物の……

水と炎のダンジョンの力を手に入れて強くなってなければ! 絶対に攻略出来なかった。

そんなダンジョンとダンジョンボスであった事は、みんなを見る限り間違いなく分かる。


そして、1人元気なアクアがダンジョンコアを抱えて持ってくる。


「マスター!!! ありましたー!!!」


僕はアクアに忠告をする。


「アクア……今回は、置いていかないでね」


そう言うと……アクアは、テヘペロッ!!!

てッ! 顔をすると、僕達は皆んなでダンジョンルームに戻り、アクアがダンジョンコア同士を融合すると……

僕は雷のダンジョンの恩恵を手に入れた。


そして、雷のダンジョンの力を手に入れたアクアは……

露出度多めの服装の金髪ギャルとなった!


ギャルとなったアクアは、指先で髪をクルクル巻きながら……


「ますた〜♪ どぅですか〜?

この姿、似合ってますか〜〜!?」


テンション高くそう聞いて来たので、僕は……


「その姿も可愛いけど、いつものアクアが僕は好きだな」 そう言うと!


アクアは、いつもの青髪の姿に戻った。


そして、念願であったサスケに雷のダンジョンの力を授けると……


サスケは光り輝き!!! 他の皆んなとは違う反応を見せたので、僕は心配になり……


「だ……大丈夫!? サスケ……」


すると、アクアが……


「大丈夫ですよ。 マスタ〜♪ ただランクが上がり強くなる為に進化しているだけです〜」


少しギャルが残っているが……


そう言われて、僕は安心した。


しかし……


「……進化……かぁ〜……」


「何か不服でも……?」


「いや、不服では無いんだけど……

サスケはせっかく可愛い! お猿さんなのに、進化すると……あの怖い! 6コ目のある猿魔に変わっちゃうんでしょ!

僕は、今のままでも良いと思うんだよね……」


「まぁ……そうですけど、強くなるのだから良いじゃないですか! 魔物はあまり見た目を気にしませんし。 本人が望んでいますし……諦めるしかないですね。」


そんな事を話しているうちにサスケの進化が始まると……

シルエットが大きくなり! サスケの姿があらわになって行く……


そして、進化が終わり! 進化したサスケを見ると……


耳が少し大きい! シッポの生えた。

栗色の髪の可愛らしい女の子へと姿を変えていた。


「………………。」


僕が呆然としていると……


「面白い! 進化をしましたね。【猿人】ですか!? 見た目は、ほぼほぼ人間にしか見えませんね」


そう喜ぶ。アクア……


そして、サスケ……


「これで、ボクも強くなる事が出来ました!

これからは! より一層! 主人様の役に立って見せます!!!」


僕は、その言葉に……


「……サスケ……! サスケって……女の子だったの???」


「……えっ? ぁ……はぃ……」

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