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【41】仲間とは?

「冷たい!」 と2人が叫ぶと……


さっきの戦闘でついた傷が見る見る回復して行った。


僕は、両手を見ながら……


「おお! これは……

もしかして、フルポーション!?」


そう聞くとライムは、ガラスの容器を持ってくると……

ハイポーションとフルポーションを作り出して見せた!!!


「これは、もしかして! 水のダンジョンの恩恵と薬草を体内で組み合わせて、作っているのですか?」


アクアの問いに返信は出来ないが、何となく頷いている様に見える。


「てッ! 事は、ハイポーション、フルポーションを簡単に作り放題だし。

大勢が怪我した時もライムを増殖させて治療に当たらせてば、大勢の命を救う事が出来るって事だよね!

凄いよ!!! ライム!!!」


そうして、ライムはこのパーティーのヒーラーの位置に付く事となった。


この前のダンジョンボスの時の増殖からの連続【ウォーターショット】といい……


ライムはスライムで有りながら、もしかすると! C……いや! Bランク位の力があるのではないかと思った。


すると、フェルが……


「ライムが、こんなに凄くなるとは思って居なかった……

俺達も、うかうかしてられない!!! もっともっと強くならなくては」


そう言うと皆んなの表情が、ピリッと固くなるのが分かった。


そして、初めに声を上げたのはサスケだった……


「主人様……ぼくも、もっと強くなって主人様の役に立ちたいです」


「……えっ!? サスケは充分に役に立っているよ!!!」


そう言ったが、サスケは納得してくれない……


何か? いい方法は無いかとアクアに聞くと……


「サスケは、雷のダンジョンの恩恵なら受けられそうですけど……

かなり高難度のダンジョンになりますので、準備はしっかりと整えてから行きましょう!」


あら……行く事は、決定したのね……。


「まぁ、サスケも凄く真剣だし。

シャドウを使えば、ダンジョンルームにも戻れるしね。

連続のダンジョン攻略だけど、頑張ってみますか……」


そう皆んなに聞くと、紅姫が……


「……なら、そろそろ! 私の事も皆んなの仲間にしてくれない?」


「……仲間? 何言ってるの? 紅姫は仲間だよ!!!」


そう僕が言うと、皆んな頷いた。

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