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【33】戦闘と連携

僕達は水属性の魔法を扱える者が多い為、レベル的には格上の【イフリート】と互角以上で戦えていた。

その中でもアクアは、とても優秀だった!

元ダンジョンボスで強いという事は置いて置いても、皆んなをサポートしながら戦っていた。

イフリートの特大の攻撃が放たれる瞬間に溜めていた攻撃魔法で相殺すると、その熱風と水蒸気の衝撃は凄まじいが僕達に被害が出ない様に上手く調整をしてくれていた。


アクアが居なければ、もっと被害が出て撤退を余儀なくされていたかもしれない。


しかし、戦闘が長引くとダンジョン内の温度も上がり体力を奪われ! 全ての攻撃を躱わす事は難しくなる。


急いで決着をつけた方がいいと思っていると……


仕方ない事だが、紅姫とアルが負傷し!

火傷を負ってしまった……


彼らは、まだ戦おうと立ち上がるが、火傷した肌はタダれ……

早く治療を施した方が良いと判断した僕は、強制的に彼らをダンジョンルームへと転送した!!!


彼らの事はサスケに任せるとして……


ダンジョンボスもかなり弱っていた。


すると、ユキが……


「主人様! 今なら倒せるかも知れません。

イフリートに私の全力をぶつけてみます!」


「分かった!」


「全力を出した後は、私は動けなくなると思います。

その時はダンジョンルームに送って下さい」


すると、ユキは魔力を高め始める。


僕はアクアとフェルにイフリートをユキに近づけさせない様に指示を出す!


フェルは動き回りイフリートの注意をそらし。

アクアは炎による攻撃を無効化すると

僕は【粘糸】で、イフリートを捕縛するが……

炎で燃やされ抜けられてしまい、役に立たないので、とりあえずの水魔法で攻撃を行う。


少しすると、ユキの準備が整うと……


ユキは全身を氷で武装すると、ひと回り大きくなり! 氷のツノや爪などで、かなりイカつくなっていた。


そして、皆んなの攻撃に合わせてイフリートへと突っ込むと……


イフリートと【氷武装(ダイヤモンドメイク)】をしたユキが、ぶつかり合う!!!


高熱と氷結がぶつかり合い! 赤と青の光が飛び交うなか爆発と衝撃と共に2体が吹き飛ぶ!!!


僕はユキの元に駆け寄るとポーションを振り掛ける。


ユキの武装は、剥がれ! 所々か溶けている。


イフリートはかなり弱ってはいるが、立ち上がり咆哮を上げると! 最後の力を振り絞り高熱を放出する。


アクアはユキに、もう一度行けるかを確認するとユキは……


「行ける!」 そう答える。


「マスター! お願いがあります……」

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