【152】言い直し
僕は士気を上げる為に……
「紅姫助けるのに、ヒヨってる奴いる!?
いねぇ〜よなぁ!!!
行くぞー! お前らーーー!!!」
(((((おおーーーーー!!!)))))
皆んなのってくれた。
しかし、一度言ってみたかったセリフだが……
言ってみて思った事だが、僕には全く合ってないセリフだと思い……すぐさま言い直した。
「作戦はアクアの指示どうりに、お願いします!
では、行きましょう。」
そうして、僕達は紅姫を助けるために教団の本部へと向かった。
教団の本部に着く前に僕は、鬼人達から一枚の仮面を渡された。
この仮面には、魔法結界をすり抜ける事か出来る魔法が付与されており。
鬼人達は、この仮面の力を使って英雄のダンジョンを攻略しようと考えていた様だったが
その必要も無くなり。
しかも、僕は人間の為に結界には干渉しないが顔を隠す為の物と言われたので、素直に受け取った。
そして、僕と鬼人達は仮面の力を使い!
第一の結界を突破すると、配置に着いた。
ここからアクアの指示により第一の結界を破壊した後に、魔物の軍は教団と衝突となる。
鬼人達は、中から撹乱をして
その隙に、僕が教団本部に侵入して紅姫を救出する作戦だ。
一応、魔物達には人は出来るだけ殺さない様にとは伝えたが
乱戦の中で、そこまでの余裕が有るかは少し心配だが、僕は自分の成すべき事に集中する事にした。
そして、第一の結界かアクアに破られると
魔物の大群か街に雪崩れ込んだ!
「魔物が攻めて来たーーー!!!」
「きゃゃぁあぁぁぁーーー!!!」
人々のそんな悲鳴が上がる中、即座に兵士が騒ぎを聞きつけて集まって来る。
しかし、数が少なく。
瞬く間に魔物の大群に押し流されてしまった。
それもそのはず!
鬼人達は、魔物に向かおうとする兵士達を後ろから攻撃しているのだ。
敵は正面と思い込んでる兵士達は、訳も分からずに攻撃をくらい倒れていく。
そして、騒ぎが大きくなったのを見計らって
僕は、第二の結界を破壊するのでは無く……
アクアと共に集めたスキルにより。
「魔法解析……ハッキング……………………………
……解析完了!
魔法結果に干渉………………。」
僕は、魔法結界を破壊するのでは無く。
自分が通れる様にして教団に分からない様に侵入した。
「紅姫……すぐに助けに行く!!!」




