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【147】行動開始


アクアからの作戦を聞き終えると! 僕達は、すぐさま行動を開始する事にした。


「それでは、皆さん! 各自よろしくお願いします。」


「承知!」

「了解!」

「頑張る〜」

「精一杯、努めさせて頂きます!!!」


「私もマスターとお供したいのですが……

別件がありますので、鬼人族の説得はマスターにお任せしたいと思います。」


「分かった。 

大丈夫! 絶対に説得してみせる。」


「では、御武運を……」


そう言って、僕達は一度別れる事になった。


あの後、アクアが話した事は……


人族の協力が得られないのなら、魔族の力を借りれば良い!


それに選ばれたのが鬼人族! 元々、紅姫の同郷で紅姫が捕えられた事を伝えれば力を貸してくれる! そう思い。


僕は、今! 紅姫の故郷である鬼人族の村に向かっている。


鬼人族は、魔王の元を離れてからは各地に散らばり! 各々で、集落を作り暮らしている。


なので……

紅姫の里の鬼人族がどれ程居るかは分からない。


ので……

フェル達には、一度! 死の森に行き自分達の仲間を集めてもらう事にした。


今回の戦いは、全面戦争では無い。

紅姫を助けるのが目的だ!

しかし、教団の兵力はかなり強力な為に

出来る限り撹乱、混乱をさせて! それに乗じて助け出す作戦だ!

それには、少なくとも数千の数がいる為に

フェル達の仲間の力が必須となる。


「頼んだよ! 皆んな。」


そして、アクアは……


ライムの分身体で、実体化した。

その体を使い! ライムの能力である増殖を使い。

色々と情報集めを行なっている!


これには、敵の情報を探るのと……

僕に、あの結界を解除する為のスキルを探す目的があった。

全てが揃ったとしても、あの結界をどうにか出来なくては話にならないからだ!


しかし、運良く見つかれば良いが……見つからない時はアクアが他の方法をいくつか考えておくと言っていたので、僕は要らぬ心配をする事なく鬼人達……紅姫の故郷へと迎えた。


「とりあえず、僕の仕事は鬼人達を仲間にする事……

今は、それだけに集中する!!!」



そして、僕は鬼人族の村に着くと!


鬼人達に……


捕えられていた。


「ちょっと待って、話を聞いて!!!」


そう、僕が叫ぶが……

鬼人達は聞き受けてくれなかった。


「人間が攻めて来たぞーーー!!!」


「人間の話など聞かぬわ!!!」


「人間は、すぐ嘘をつく!!! お前らなど信用出来ん!!!」



…………………………。

……………………………………。

………………………………………………。



鬼人達には、もっと酷い事を沢山言われたが……それが全て…………当たっている。

人間と言うものは、そらだけ! 欲深く、罪深い……。

僕だって、一概に全てを否定する事は出来ない。

なので、少し落ち込んだが……そんな事を言っている場合では無い!!!

紅姫を助ける為に、どうやっても鬼人達を説得しなければいけない!!!


僕は、必死に訴えかけた!


紅姫の事! 僕らの事……

全てを話し。


鬼人達に真摯に貰え……れば!!!




「よしッ! そいつを抑えろ。

首を刎ねる!」

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