【130】やっと……
「やあ!皆んな元気だった。」
そこには、元気そうな仲間の姿が……
そして、久しぶりに仲間が全員揃った。
それから、他愛もない話を少しすると……
話題は、お城の事に移った。
「所で、サスケ! このお城は、どう言う事?
なんで、こんなにも早くお城の修理が終わっているの?」
「簡単な事ですよ! 皆んなで、頑張ったからです。」
そう答えたサスケに……
「いや……頑張ったからと言って、あれだけ壊れた物がそんなに直ぐに直るのは、おかしいって…………!」
「そうなのですか? 私どもは、普通にお城の修復を行なっていただけですよ。
まぁ、かなり力は、使いましたけど!」
「それだけで、可能なのだろうか……」
そんな事を言っていると、サスケに
お城の中で、ゆっくりと話さないかと提案されたので……
僕達は、一度お城の中に入る事にした。
そして、お城に入ると王女であるマリアに見つかると! カグヤ同様に、しつこく絡まれたが……何とか解放してもらい。
サスケやフェル達との会話の席に着く事が出来た。
「で……!? どうやって、この城を
こんなにも早く修復する事が出来たのか?」
「まずは、お茶を……」
そう言って、サスケが要してくれた紅茶を飲みながら話を聞くと。
今回のお城の修復には、ユキの氷魔法が大活躍をしていたらしく!
お城の周りに、足場を作ると修復作業の効率が劇的に向上したとの事であった。
他にも物資の運搬をフェルが行った事により。
人より多くの物を大量に運ぶ事が出来た事の他にも、終わった工事の足場である。
ユキの氷をフェルの炎で溶かした為、次の工程がやりやすくなった事。
そして、アルが居る事により高い所への運搬工事もスムーズに行えたとの事であった。
しかも、安全性はサスケとアルが担当して
いたので怪我人は1人も出なかったらしい。
そして、フェル達は僕らの到着を待ちながら旅の準備を進めていたとの事であった。
それを聞いて、僕は何と素晴らしい!
そう思った。
それから僕は、王様に挨拶に行き……
教団への連絡が済んでいるのを確認すると、改めてアクアを助ける為の旅に出ようとすると……
マリアが旅について来ると言い出したので、黒スライムを渡し。
いつでも連絡……戻って来れる様にしたので、何とか許してもらえた。
そして、僕達は
今度こそ……
本当に……
アクアを助ける為の旅に出る事が出来た。




