【129】久しぶり。
僕達は、村を出てから直ぐに転送魔法で死の森へと転送する。
そこから歩いて王都に到着すると!
久しぶりに会う門の兵士が声を掛けてくる。
「お帰りなさい。天音様!!!」
僕は、軽く挨拶をすると……
まずは、ギルドへと向かった。
ギルドに到着すると、久しぶりと言う事もあり。
カグヤが飛びついて来た!
僕は、それをビックリ! しながらも受け止めると……
「お帰りなさいませ! 天音さん……いや、天音くん……いや、旦那様!!!」
カグヤが、そんな事を言いながら抱きついていると……
紅姫が、それを引き剥がしてくれた!
「あんたは、ちゃんと! 仕事しなさいよ!
ギルドマスターに報告するわよ!!!」
「いいじゃないですか! 別に、いずれ夫婦になるんですから。
それに、紅姫だけ! ずるいですよ!
ずっと、天音さんに付きっきりで……
私だって一緒に居たのを我慢しているんですから!
そんな貴方に、だけは言われたくありません!」
「ごちゃごちゃ五月蝿いわよ! 良いから離れなさい!!!」
紅姫とカグヤは、言い争いを始めたが……
何とか、カグヤを落ち着かせると!
僕達は、ギルドマスターに挨拶を済ませて!
フェル達を迎えに行く為に、お城へと向かった。
そして、お城に着いた僕達の目に入って来た物は……
「…………天音……これは、どう言う事?」
「……分からない。僕達は、夢でも見ているのか!?」
そう錯覚させるほど、立派な!
お城が、目の前にはあった……
僕達がここを旅立ってから、まだ数ヶ月しか経っていない。
こんな巨大な建造物を、そんな短期間で修復で知るものなのか?
それが、疑問だったが……
そこへ! 匂いを嗅ぎつけたのか僕の仲間達が、やって来た。
「主人!」
「主人様!」
「天音様!」
「あるじ〜!」
「やあ! 皆んな元気だった。」
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あとがき
良くも悪くも……
怪我により続きを書く時間が取れたので、予定より早く投稿します✌︎('ω')✌︎




