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【117】仕事

その後は、多くを語らない執事さんに

僕は、ある事を尋ねた。


「もし、宜しければ……執事さんが以前、お仕えしていた領主様の肖像画などが、あれば見せてもらう事は可能でしょうか?」


「…………よろしいですが……あの方の肖像画は、以前の領主様より。お守りする為に、見つからない場所に隠してしまったので、後日でもよろしいでしょうか?」


「ええ、構いませんよ。

ステル! その時は、一緒に拝見しに行かないか?」


「ああ、俺も興味はある。一緒に行くよ!」


そう……ステルは、薔薇の騎士団の騎士団長になってからは自分の事を【俺】と呼ぶようになった。

まぁ、ステルいわく自分自身の威厳を保つ為にしている事らしく……。

他はとくに変わっていないので、僕は気にしない。


「では、後の事は今まで通りに

お願いしますね。セバスさん!」


「承知いたしたました。」


「では、皆さんも今後の事は後日。

話すとして……王国騎士の皆さんも今日は、休んでいって下さい。

良いですか? セバスさん」


「はい。皆様の部屋を用意致します!

それでは、皆さん仕事に戻って下さい。」


「「「「はい!」」」」


そして、僕達は今後の事を話し合う前に

一度、屋敷で休む事にした。

王国騎士や薔薇の騎士団の皆んなは、客室に通され!


僕は、領主の部屋へと案内された。


「領主様は、部屋に案内いたします!」


僕は、ステルと紅姫を連れて向かった部屋は

とても広く! 僕には勿体無いくらい立派な部屋であったが……どこか懐かしい感じがした。

それは、きっとステルも感じたに違いない! 


そう思ったが……


領主の部屋には、さっき逃げた領主が片手にリンゴを持ち指をくわえた趣味の悪い肖像画が飾られており。


少し複雑な気持ちになった。


それを察してか、セバスさんがすぐさま……


「こちらは、撤去しておきます。」


そう言われたので、僕は


「よろしくお願いします。」と


だけ伝えた。


そして、僕達は部屋にある豪華な椅子に座ると紅姫とステルと今後について話し始める。


少し話していると……セバスさんとメイド達が入って来て!

飲み物の紅茶を用意してくれた。


僕達は、それを飲みながら話していると……

知らぬうちに趣味の悪い肖像画が撤去されていた。


僕は、なんて仕事の早い人達なのだろうと感心した!


そして、今後の話し合いを終えた僕達は

屋敷を見て回る事にした。


すると、大浴場を見つけたので皆んなにも入ってもらう事にすると


皆んなに


とても、喜んでもらえた。


それから夜になり、夕食となった。


大勢に振る舞われた食事は、とても美味しかったが……貴族の屋敷の料理にしては、少し豪華さに欠けると思ったが、急と人数も人数だったのでコックさんには申し訳ないと思った。


そして、その日はゆっくりと休むと事に

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