表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
140/182

【114】村

僕達が旅立つ前。


「後の事は、頼んだよ! 

アル、ユキ、サスケ! 一応、向こうが落ち着いたらすぐに戻ってくるつもりだけど……

何があるか分からないから。

その時は、黒スライムで連絡するね。」


「分かりました。お気をつけて……」


「こちらの事は、任せてください!」


「ぼくも頑張るよ〜。あるじ〜」


「じゃー! 行ってくる。」


それから、僕が村へ戻ると……

事情は知らないが、村人やお爺さん、お婆さんが集まって来た!


そして、僕が挨拶をすると……お爺さんが質問をして来た!


「所で……どうしたのじゃ? 天音。

こんなに大勢で」


「実は……」


僕は、事と次第を皆んなに説明した。


すると、お爺さんとお婆さんは

「立派になったのぉ……」

そう言って、泣いて喜んでくれた。


村人達も今の何もしてくれない領主が変わる事を喜んでいると、騎士の1人が……


「それだけでは、ありませんよ!

天音様は、王女であるマリア様と婚約したので! 未来の王様となります。

皆様、敬意を持って接して下さい!!!」


その言葉を聞いた途端。


少し沈黙した後……


村人達が歓喜に沸いた!!!


「この村から王様が!!!」

「なんて事だ!!!」

「これは、凄いことになった……!!!」

「こうしては、おれん!!! 近隣の村々に知らせなくては!!!」

「信じられない!!!信じられない!!!」

「王国の騎士が言ってるのじゃ! 間違いはない!!!」


僕には、色んな質問が殺到したが……

とりあえず! 騒ぎを落ち着かせて、僕達は領主に説明をする為に、村の奥にある屋敷へと向かった。


領主様は、僕が大所帯で来たので仕返しを恐れて門を閉ざしていたが……

王国の騎士も一緒にいたので中に入れてくれる事となった。


領主は領主で、僕が仕返しに来たのかと恐れて警戒したのも知れないが……


まぁ、僕は仕返しなどをする気など毛頭も無い。


しかし、今回の事は仕返しと言えば仕返しになるのかと少し思ったが、領主の日頃の行いが悪いからこうなってしまった。


だから、仕方ない……。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ