表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
133/182

【107】婚約

「・・・・・・。」


「……いやッ! ちょっと待ってよ。

僕の意思は!? 僕は、まだ13歳だよ!

婚約なんて無理無理!!!」


「何を言ってますの? 天音様……

この国では、13歳で婚約!結婚は、貴族! 王族なら当たり前です。」


「いや! 僕の故郷では、女性は16歳から男性は18歳でないと結婚は出来ない法律があります!!!」


「…………? 何を言ってますの? 貴方は、育ちも生まれも、この国ではありませんか。

そんな法律は、御座いませんよ!」


「…………た……確かに、そうなんですが……

僕は、えぇ〜と……そのぉ〜〜……」


すると、紅姫が……


「何! 勝手な事を言ってるの!!! 天音と婚約? 結婚!? そんなのダメに決まってるでしょ!!!」


「…………? 何故ですか?」


「…………何故って言われても……。

ダメなものはダメなのよ!!! 

それに、天音はアクアの事を助けないといけないし……

それに、アクアがこの事を知ったら絶対に黙ってないわよ!」


「アクア様? ですか……

その方は、天音様の何なのですか? 

恋人ですか? 婚約ですか? それとも奥様でいらしゃいますか?」


「……その…………仲間よ。」


「仲間ならば、問題ないかと……。」


「問題……大有りよ!!!」


「…………? 何故で御座います?

言っときますが、私は天音様を独り占めなどする気などは毛頭御座いません!

天音様の妃の1人になりたい所存で御座います!

ですので、天音様の1番ではなくて大丈夫で御座います。」


「…………ぇっ……そうなの? でも…………」


「いやいや! ちょっと、僕を置いて話を進めないで……」


「ならば、紅姫様も天音様と婚約されては……

どうでしょう。

アクア様が1番で、紅姫様か2番! 私は3番でも構いませんから。」


「……私が!? 天音と婚約…………ちょ……」


すると、サスケが……


「……あの……紅姫! マリア様……。

そこに、ボクも入って良いかな?」


すると、マリアは少し嬉しそうな声で!


「もちろんですわ! サスケ。

貴方も一緒に、婚約しましょう!!!

これからが、楽しみですわ!」


そう言って、喜ぶ王女様とサスケ。


「……ボクも嬉しい!」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ