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【94】がまん

「大体の話は、聞かせてもらった!」


「……お……お前は! 何で生きている!?」


「アンタのせいで、大体になったんだからね!!! 本当なら全部聞けたのに!!!」


「仕方なかろう! 我慢が出来んのじゃ!」


「何が、我慢が出来んのじゃ! じゃないわよ!!! 本当もう……」


「すまん。すまん。」


「おいッ! 俺を怒らせるんじゃねー。」


「……はぁ!? 何? アンタを怒らせたらどうなるって言うの???」


「この状況が、見て分からねーのか!?」


「……この状況? アンタの首元に天音の剣が突き立てられてるって事……?」


「はぁ……?」


そして、ガイアは気づく自分の首元に剣が突きつけるられているのを……


「……どう言う事だ?」


「どうも、こうも、ないわよ!!! 天音は、アンタになんか操られていないって事よ!」


「……なら……この死体の山は、どう説明する……!?」


「それは、幻覚ですよ! 父様……

城の兵士達もみんな無事です。今頃は我々、茨の盗賊団は皆んな拘束されているんじゃないかな……?」


「ステル……テメーまた、裏切ったのか!?」


「いえ! 父様……僕への命令は、天音に協力しろ。との命令でした。ので、死ぬ覚悟で、天音にかけたのです! そして、天音は……それに、応えてくれました。」


「……クソッ!!! 計りやがったな!!!」


すると、天音は幻術を解くと……倒れていた兵士が起き出した。


「……あれ! 俺達は……何ともない……。」


「兵士の皆さん! 大臣を拘束して下さい。」


「……はぁーーーッ!!!」


そして、数名の兵士に取り押さえられた大臣は……


「な……何をしている!? 貴様ら!!! 私を拘束するなど、無礼だぞ!!!

ガイア……ガイア殿!!! どう言う事ですか!?」


「……ちッ! 知らねーよ! クソがッ!!!

まぁ……いい……最終手段を使う……」


「天音!!! ガイアの首をはねろ!!!」


ステルが叫ぶ!!! が……


僕は……


「……いや……でも、ステル……ガイアは、もう……」


「《《アリーーース》》!!! 俺を助けろーー!!!」


「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


バゴーーン!!!


ガイアが、大声で叫んだ後……


僕が気づいた時には、城の外に吹き飛ばされていた……


「……ガハッ! い……いったい……何が起きたんだ…………」


そして、僕を追撃して来る!!!


1人の人影……

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