表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
116/182

【90】消滅

天音の魔法により紅姫は、消滅した。


「……やっと、うるせーのが全て居なくなった。

国王まで、消すとは思ってなかったが……別にかまわねーか!」


すると、1人の男が大声で笑い出した!!!


「ハァーハッハッハ!!! とうとうやってくれましたね。ガイア殿!!!」


「あ"! うるせー! お前は、何もしてないだろ!!!」


「な……何を言ってるのですか!?

私は、あなた方に有力な情報を提供していたでは有りませんか!!!」


「けッ! 調子のいい奴だ!!! 安全な所で高みの見物! 俺達が勝てば、欲しい物が手に入り! 負ければ沈黙を続けただろに」


「そんな事は、有りませんよ! ガイア殿。

私は、貴方に全力で協力(ベッド)させて頂きましたよ。」


「勝手に言ってろ! まぁ、お前の情報は役に立った。報酬はキチンと払ってやる」


「………………………。」

「…………………………………。」


そこに居た誰もが、2人の会話に耳を傾け聞き入った。


そして、マリアが……


「……さっきから、何を申しておるのですか!? 大臣……?」


「これは、これは……申し訳ございません。

王女様! いやッ……我が妃よ」


「………………………。」


またもや沈黙が続く。


「分からないだろうから、俺が説明してやるよ!!! この男(大臣)は、お前の事を自分の物にしたくて俺達に協力していたんだ。

そして、俺達は勝った! 今日からお前は、この男の物だ! せいぜい可愛がって貰うんだな」


大臣は、国の情報を提供して! ガイアが王国を落としたあかつきには


その対価として、王女! 王妃を自分の物とすると言う約束をガイアと結んでいた。


それを聞いた。王妃と王女は少し顔が青ざめていた。


「そう言う事だから、諦めな! 《《王女様》》!」


そう不敵な笑みを浮かべ! あざ笑うガイア……


しかし、それを聞くと王女は


「そんな事は、許しません!!! 国王亡き今! 私が国を建て直します。

あなた方! 盗賊団に、など屈しません!!!」


「それは、不可能だな!!!」


「不可能では、有りません! 私達は、対抗し戦い続けます」


「それが、不可能だと言ってるんだよ!」


「ガイア殿! 何もわかっていない愚か者どもには、私が説明しますよ」


そして、大臣が話し出すと


その場にいた物達は、皆! 凍りついた……

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ