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第5話:ようやく立ったスタートライン

どうも。これからは2日に一度更新目指して頑張ります!

それでは、お楽しみください。

時は流れミリスとあった次の日の夜。僕は気づいたことがあった。


僕って何時に待ち合わせ場所に行けばいいんだろ・・・。






たぶんあの性格だと僕が遅れれば問答無用でぶっ飛ばしに来るだろう。

う~ん、どうしようかな・・・。


しょうがない。これが一番楽だろうな。






「はぁ!?お前1人で行くってどういうことだよ!」


「うるさいっ!もう少し小さい声で喋ってくれ」

思いついたことはこれに便乗してもう城を出てしまおうということだ。


「わかった。で、なんでお前は1人で行くとか言ってんだ?」

カズキは怒った様子で僕に問いかけてくる。まぁ、いきなり親友にそんなこと言われたらそんな反応をするだろうな。でも、僕は君をおとりにして自由にこの世界で動かさせてもらうなんて監視の目があるうちは言えないし、いなくても言いづらいことだ。う~ん、これはどうしたものか・・・。

よし、この嘘でいこう。


「カズキ、僕たちはこの世界に来て特別な能力を得て身体能力も上がった。でも、それだけだ。この世界でどれだけ通用するかわからない。そんなところで2人で行動してご覧?一緒に心中しちゃったらどうするんだい?君でもこのくらいのことわかるだろ?」

僕の言葉に何も言い返せずにいるカズキ。よし、もう一息だ。


「それに、君にはカレンさんが付く。あの人もいるんだし君は大丈夫。僕は君が知ってる通り逃げる技術だけはすごく高いからまず危険なことには合わない。それに、ギルドとかなんかに入ればパーティーとか組めるだろうし。ね?」

ちなみに、この世界にギルドがあるかどうかは知らない。あったらいいなぁ~、位の希望観測だ。


この僕のふざけてる言葉。ふつうは信じられないだろうけどカズキは、


「そうか。まぁ、お前はバカみたいなことはしないだろうし、嘘みたいなことだとしてもそれに近いことをやるやつだからな。まあ、信じるよ。お互い頑張ろうぜ」

そう言って拳を突き出してきた。

僕はその言葉に罪悪感と嬉しさを感じながら同じように拳を突き出し、ぶつける。

僕たちはお互い笑いあって、無事を祈った。






「わかりました。王妃様にはその旨を伝えておきます」

そう言うのは僕とソフィアさんの連絡係であるビハインさんだ。僕が城から出ることを伝えるために気配を感じた時に呼んだのだ。


「あ、それと僕の世話をしてくれたレイチェルさんのことをよろしくお願いします。僕と一緒にいたし、何かあったら悪いですし」

その言葉にもビハインさんは頷き、音もなく僕の前から消える。あれってどうやったらできるんだろ?


まぁ、行動開始だ。






現在、真夜中の城門前。いろいろ小細工をしてめんどくさい監視の目を逃れた僕は細心の注意を払いここまできた。

のだが・・・予想通りというかやっぱり見張りの人がいた。あの人たちの目を逃れられなければ旅に出れない!どうしよう・・・


『面倒じゃ。ちょっと吹っ飛ばして気絶してもらうのはどうじゃ?』


『さすがに、それはひどすぎでしょ?あの人たちに非はないんだし』


『ならどうするのじゃ?』


『まだ練習したことないからできるかわかんないけど・・・やるだけやってみる』


『そうか?そうなら頑張れ。応援しておるぞ』


『ああ、ありがと。クド』

念話終了。クドもなんか顔赤くしてどっか行っちゃったし。まぁ、やりますか。


「深遠なる闇よ。我が呼び声に応え敵の動きを縛る楔となれ≪ダークミスト≫!」

唱えた瞬間、見張りの人たちを真っ暗な闇が覆う。この技は、闇を相手の周りに霧状に発生させその闇を具現化させて相手の動きを奪う初級魔法だ。使ったことなかったし、使いづらいので知識だけにとどめておいたが、成功してよかった。

今のうちに待ち合わせ場所に向かうとしますか。






待ち合わせ場所に着くが、当たり前のように誰もいない。ということで、

精神を集中させながら手元に持ってきた安物の剣を握る。


(人殺しにはなりたくないし・・・片刃の剣にしよう。動きやすそうな手頃な片刃の剣と言えば・・・)

作るもののイメージを完成させ、ノリで一言。


投影トレース開始オン

その瞬間手元が光り、剣が形状を変えていく。

光が収まり、トオルの手元にあった剣は・・・長さ一尺ほどの短刀になっていた。


よし、成功だな。これなら扱いやすいし持ち運びも楽チンだ


ふぁ・・・さすがにこの力はまだまだ使いなれないな。


『クド、これから寝るから何かあったら起こしてくれ』


『うむ、わかった。ゆっくり休むがよい』


『うん、お休み。クド』


『あぁ、お休み』






『朝じゃ。起きろ、トオル』

ん~・・・休みなんだしもう少し位・・・


『何を寝ぼけておる。あの娘はとうに目の前に来ておるぞ』

娘・・・?誰だっけ?カズキにこの前告白したあの子か?


『誰じゃ、そいつは・・・。ほれ、雷の魔法を使う』

雷・・・?魔法・・・?はっ


「すみませんっ!」

速攻で目の前にいるらしい娘・・・ミリスに土下座する。


「えっ?何してんの?頭でもやられたの?」

どうやら土下座は通じないらしい。


「いや、ちゃんと起きてるしおかしくもなってない。謝ったつもりだったんだよ、君が来てるのに寝てたことについてさ」

せっかく早め・・・というか真夜中に抜け出し待っていたというのに・・・。


「ううん、そのことに対しては何も怒ってないから普通にしなさい」

よかった~、怒ってなくて。またビリビリ打たれたら嫌だし。


「わかった。で、なんで僕を呼んだの?再戦とか言うなら僕は行くとこがあるから却下だよ」

怖いし。


「ううん、それもほんとはしたいけど」

やりたかったのかよ。


「それよりも、わたしと一緒に旅をしてほしいの」

は?もう一回お願い。


「だから、わたしと一緒に旅をしてほしいの!」

なんで?どうして?Why?この逃げ足大王トオルに?


「だって・・・、わたしに勝ったのはあなたくらいだもの」

そりゃあ、あんな場所で戦えばねぇ。


「でも、今までにもやったことあるけど誰もあなたのようにはやれてなかったわ」

そりゃあ、不良に鍛えられてますし。というか、本当に君から喧嘩を振ってたんだね・・・。


「だって・・・強い人なんてぱっと見じゃわかりにくいでしょ?戦うのが一番手っ取り早いし」

どれだけ好戦的なんだよ・・・。というか、これは断ったりしたら・・・


「うん、力ずくで連れてく」

わーい、人権侵害だ~。というか、よく君僕の心の声と会話が成立できるね。何?エスパーかなにか?


「えすぱー?訳がわからないけど、ただ外に駄々漏れよ?あなたの心の声」

そうなのか・・・。僕に人権なんて残されてないんだね・・・。


「というか、ずっと喋ってるだけよ?」


「へ?ま、まじ?」


「ええ、まじ」

なんたこったい・・・。今の今までこれが心の声かと思ってたのに。


「そんなことより、早く行きましょ?」


「はぁ、そうだね。行こうか」


こうして、僕の旅はようやくスタートラインを踏み出した。

トオル「どうもおはようございます、こんにちは、こんばんは。トオルです」


クド「クドじゃ。ところでトオル、ここでは何をするのじゃ?」


ト「え~っと、本編でうまく説明できなかったところを補完するコーナーだそうだよ?」


ク「そのくらい、頑張って本編で書けばいいものを・・・。まぁよい、して今回の話題は何なのじゃ?」


ト「え~、とりあえず物語の中心に来そうな魔法のことらしいよ?」


ク「ほぉ、魔法のことか。トオルはきちんと理解しておるのか?」


ト「うん、とりあえずは属性について今回は説明することにするよ。魔法には、火・水・風・氷・雷・地の6の根元属性に光・闇の上位の属性の計8属性あって、その属性ごとに晶霊と呼ばれる高い知性と能力をもったものがあって、根元属性の火・水・風は光の晶霊に。氷・雷・地は闇の晶霊によって統括されている。彼らの力によってこの世界の気候などは成り立っている・・・だったよね?」


ク「うむ、合格点じゃな。この晶霊たちの名前はそのうち本編に出すつもりだそうじゃから待っておれ」


ト「それじゃ・・・」


ト「次回もお楽しみに~」


ク「ちゃんと見るのじゃぞ!」

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