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恋愛短編集

恋を請い アイよ来い また乞い願う

作者: 赤良狐 詠

恋を請い

アイよ来い

また乞い願う


出会い重ね

願いを増やし

遥か空の星に

願いを込めて

希望を想う


人を求めることは辛いことだった

もう解っていたはずなのに

知らんぷりして傷ついて

使い切ることのないルージュばかりが増える


お伽噺を信じて

何もかもに憧れてた

白馬は遠く先へと駆けて行った


王子様を待つことは苦しいことだった

もう解っていたはずなのに

知らんぷりして待ちぼうけ

数え切れないお姫様に手を振って見送ってる


恋を請い

アイよ来い

また乞い願う


繰り返された日々を

砂の時計に敷き詰めて

逆さにして戻ってくれたら良いのにな


あぁ

恋がしたいと請いながら

ただ一人と出会えない


あぁ

恋がしたい


忘れたくない、忘れられない

打ちひしがれ

削れる心が

アイを求める


誰かを好きになることは美しいことだった

もう解っていたはずなのに

知らんぷりして塞ぎ込み

あたしだけのフィルムに焼き付いたmemoryが色を変える


恋を請い

アイよ来い

また乞い願う

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― 新着の感想 ―
[良い点]  使い切ることのいルージュばかりが増える、数えきれないお姫様に手を振って見送る、切ないですね。  愛をアイとカタカナで表記した理由はなんだろうと考えてしまいました。作者さまの意図するところ…
[良い点] この詩、とても好きです。 >恋を請い >アイよ来い >また乞い願う タイトルでもある、この部分。 音の響きも意味も、とても素敵です。 お伽話や白馬に乗った王子様。 先に行くお姫様たち…
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